あ。そうそう。
忘れないうちに書いておきましょう。
映画「関心領域」で突然、神話っぽい？寓話っぽい？夜のシーンが出てくるんですけど（もちろん、なんの説明もなしに唐突に出てくるので、「コレは？現実？？夢？？」とかなり戸惑うんですけど）
それは深夜に暗闇の中（暗視カメラ？赤外線撮影カメラ？？）でりんごを土手に埋めまくる少女の姿なんであります。
それが何度か繰り返されて。
どうやらこの少女は強制収容所に閉じ込められているユダヤ人に、少しでも隠れてでも何かを食べてもらおうとこんな事をやっているようだ＿という事が映画の後半でわかってきます。
「で？？あの少女は何者なの？？」と盛大なクエッションマークが頭上に浮かんだわけです。
（しかも結局は、この少女がコソコソと埋めたりんごをユダヤ人が見つけて手に入れるのですが、コレも「りんごを勝手に隠し持ってた罪」でユダヤ人たちは並ばせられて処刑されたりするんですな なので、ワシは「コレはまさか…罠？」とかも思ったんですけど 「親切が仇になるってことは今の時代だってある話だし」と思い直したりもした）
そしたら、あの少女は実在する人物をモデルにしたものだったんですねｗ
なんかポーランドのレジスタンス運動の闘志（少女だったのに）だった女性がモデルなんですって。
ワシはてっきり、あの画面の雰囲気と言い、ワシの好きなメキシコ映画「闇のあとの光」に出てくる牛人間みたいなものだとばかり最初思いましたし↓
そしたら、YouTubeにこんな動画↓も上がってて（※「関心領域」のほぼ完全解説になっているので、ネタバレっつーか話の核心を語っておられます）
この動画を映画を見る前に見ていたら、劇場で必要以上にビビる必要はなかったのなあ(´・ω・｀)ｼｮﾎﾞｰﾝ
と思ったことでしたよｗ
なんか、ホラー演出なのか、大真面目に撮っているのか、判断のつきにくい監督さんでした（監督のせいかよ！？）
