山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「サユリ」

ただいまー。弐号機と「サユリ」を見てきました。

あー面白かった(゚∀゚)

eiga.com

「映画館、久しぶりだなあ」とか言いつつ、ブログ見返してみたら最後に劇場で見た映画が「劇場版 モノノ怪」だからほぼ一ヶ月ぶりでしたw

「温泉シャーク」も面白かったし、「フェラーリ」も面白かったし、「劇場版 モノノ怪」も面白かったので、最近のワシは劇場で見る映画、全戦全勝ですなわっはっは😀

 

んで「サユリ」ですよw

根岸季衣の怪演が見どころです。

ホラー映画なのに、見終わったあとスカッと爽やかで元気が出ます。

もう上映中も怖いより面白いが勝っちゃって、「わははは」と声出して笑ってしまいました。

中も外もきれいにして、体の陰陽の循環をよくし、美味しいものを食べて良く眠り、体を鍛えれば「(悪霊に)付け入るスキを与えない」という、結構人生の根幹に関わることを教えてくれる映画でした。

 

映画「来る」での柴田理恵

www.cinematoday.jp

も超かっこよくて、「理想の老後!」と思いましたが。

この「サユリ」の根岸季衣もかなりいい線行ってます。ワシもこんな婆さんになりたいです(もう婆さんだけど)

根岸季衣はこの映画のほぼ主人公でして(老婆が主人公のホラー映画とか前代未聞でしょう?)

ワシはこの「サユリ」を見ながら、ミシェル・ヨーアカデミー賞受賞作「エブリシング エブリウェア、オールアットワンス」

gaga.ne.jp

を思い出しておりました。

「来たなついに…老婆の時代が」( ´∀`)bグッ!

 

そもそもさあ、誰が「幽霊が最強」って決めたのよ。

映画の世界では「怨霊が最強」なのかもしれんけど、人間は生きてて血が通ってて、生命が光り輝いているんだから、ちょっと頑張れば怨霊に打ち勝つこともできるんじゃね?とワシは若い頃から常日頃考えていたので、この「サユリ」には「ついに来たか!!」と快哉を叫びましたよw

 

お客さんも良く入っているようで。

最寄りの映画館では早朝と夜しか上映されてなかったのに、昼前、昼過ぎ、夕方といい感じの時間に変更になってて、上映回数も増えてました。

少しだけ怖がって、あとは大笑いしながら祖母と孫息子の大奮闘に魂を燃やし、この元気玉よ映画に届け!と大笑いするそんな映画でした。

ジャパンホラーの新しい地平線を見ましたぞ。