山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「X」「クリムゾン・ピーク」「テリファー」「MAMA」

夏にホラー映画見るのは日本人の義務でしょ?って事で。

連日、暇を見つけてはアマプラでホラー映画を見ております。なので、今日、ここでご紹介してる映画はアマプラで見られますよ。

 

ますはこちら↓

X(エックス)」(2022年 ミア・ゴス主演 アメリカ)

時は1979年 映画スターを夢見る少女が仲間数人と集まって、ポルノ映画を取るためにテキサスの田舎にやって来ます。

ここでワシは、

「このシチュエーション、知ってる!!アメリカの田舎は怖いんだぞコイツら全員死ぬぞ多分」

とワクワクしてしまいました。時代の雰囲気の醸し方とか、ちょっと「悪魔のいけにえ」を思い起こさせます。

物語は「田舎ホラー」の定石通り話が進みますが。

「まさか、この人がそんなキャラだなんて」と驚きつつ見てたら、最近、劇場でこの映画の前日譚が新作で上映されてましたね。それくらい異様なキャラクターです(ほぼ主人公)

主演の逃げ回る女優志望の少女役ミア・ゴスの見た目がとてもキャッチーで(元モデルさんだそうです)楽しく見ました。

ワニもいいよ、ワニも。裏庭に一匹欲しくなるよ。

 

クリムゾン・ピーク」(2015年 ギレルモ・デル・トロ監督 アメリカ・カナダ)

予備知識ゼロで見始めたら、古式ゆかしきゴシックホラー映画で驚きました。

ギレルモ・デル・トロって実はあまり好きじゃなくて…特に「パンズ・ラビリンス」が好きじゃなくて。はっきり言えば嫌いな映画なんでw

驚きを持ってこの映画を見ました。

ヒッチコックの「レベッカ」とかを思い起こさせる格調高い画面づくりで、「へー」の連続でした。

幽霊の品が良いのがよかったですねw(それに対して生きてる人間がド下品)

 

「テリファー」(2016年 デイミアン・レオーネ監督 アメリカ)

びっくりするくらい下品&残忍なスラッシャー映画です。

人体切断損壊残酷描写の連続でそのゴアな描写のすごさに思わず笑ってしまいます。

主人公の殺人ピエロが若い時のマリリン・マンソンに似てて泣けます。ピエロ+エド・ゲインなんてもしかしたら最高のホラー映画かもしれません。

 

「MAMA」(2013年 アンディ・ムスキエティ監督 スペイン・カナダ)

「It/それが見えたら終わり」で一躍世界最高監督の仲間入りを果たした(と、ワシは勝手に思っている)ムスキエティ監督作品です。

まーー、コレが。幽霊に対する姿勢がとても優しい映画で。「生きてる人にも優しくしてあげて!」と言いたくなりますが、手堅い映画づくりでいい作品です。おすすめ!