休みなので、映画を見ます。
まずはアマプラで「サディスト」(1963年 アメリカ)
いわゆる少年犯罪もの?の映画で。
「ナチュラル・ボーン・キラーズ」みたいな若者カップルが行った先々で殺人と盗みを繰り返し、そこに出くわしてしまった高校教師三人組が味わった恐怖の物語です。
実に時代的というか、今から見るとかなりのんびりしてますが。
当時は…アメリカの田舎だったら十分に有り得そうな犯罪の風景です(アメリカの田舎に偏見がある)
まあ、全体的にテンポはゆっくりですし、なんとも長閑なんですね。
んで、映画の中で犯罪者の風体を伝えるラジオのシーンがあるんですけど。
ここで、「男はリーバイスの上下を着ている」って言ってたんですけど。
何故か字幕では「男はレヴィーの上下」とか言ってて、ヽ(・ω・)/ズコーとなってしまいました。
「もしかして、翻訳の人、リーバイスを知らないの??」
とびっくりしましたが…まあ、英語がわかるからって(一般常識と思える)リーバイスの存在を全く知らないってこともあるかもなあ_と思った出来事でした。
翻訳者の人、割ともの知らない印象(偏見)があります。
んで、もう一本はNetflixで「ゲット・アウト」(2017年 ジョーダン・ピール監督)
白人だらけの環境に一人放り込まれる黒人青年。
このなんとも言えない「居心地の悪さ」の表現が、本気入ってて。
「コレは監督の自伝か?」と思うほどでしたw
「NOPE」でジョーダン・ピール監督の天才具合に激しく痺れたワシでありますが。
この「ゲット・アウト」も面白かったですね!
「NOPE」の時も「この物語はワシをどこへ連れて行こうとしているのだ!?」とウロウロオロオロしたものですが、この「ゲット・アウト」(ジョーダン・ピール監督デビュー作)もなかなか。
「この居心地の悪い物語はワシをどこへ連れて行こうというの!?」という気持ちにしてくれましたw(゚∀゚)
普通のアメリカ人の黒人ではない人(イギリス人の黒人俳優)が主人公を演じております。なのでいわゆるアメリカ生まれのアメリカ育ちの黒人とは微妙に生活とか立ち振舞のトーンが違ってて。そこも興味深かったです。
この主人公を演じたダニエル・カルーヤさんは「NOPE」でもかっこいい主人公の頼りになるおにいちゃんを演じてて、すごく印象が良い人です。
「ふーん、若い頃はもっとかっこよかったのね」と感心するワシ。