山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「NOPE」二回目

珍しく親子三人日曜日におやすみでしたので、

「じゃあ出かけますかー」ってんで、お出かけしてきました。

弐号機は映画「ワンピース」の発声なし応援上映会に出かけるので、その映画館の近所で車からおろして。

ワシとオットは博多駅へ。

 

ワシがあまりにも「NOPE面白いよ面白いよ」とうわ言のように言うので、オットも興味を持った様子。

本当はIMAXで見たいんだけど、福岡はもうやってないんですよ。

せっかく、IMAX専用のカメラとフィルムで撮影された映画なのにねー(東京では人気が出てきたのでIMAX上映がゾンビの如く、復活している)

 

「映画好きな人にこそ見てほしい映画」でありますよ。

やはりこんな映画はちゃんと劇場で見ておかないと!

前回博多駅に来たのは…映画版「呪術廻戦」を見に来て以来?ですかな。

 

普段、田舎に引っ込んでいるので、こんな事になっております。

 

博多駅に来たら、まー、ものすごい人出で。

コロナなんぞなんのその、ワシラは遊ぶんじゃー!!と言う叫びが聞こえてきそうな勢いでみんな外出してきてましたねw(ワシも同じなんですが)

 

久しぶりの博多駅T-JOY(映画館)

やはり福岡で一番の映画館ですね。

画面が鮮明、音がキレイで迫力がある。

シートは普通ですけど、「画面が鮮明」なのは本当に魅力的。CGのピクセルのつぶつぶまで見える勢いですよ(それは気の所為)

 

んで、「NOPE」二回目。

とても長い映画なんですけど、まーったく気にならないですね、そこがすごい。

そして見れば見るほどこの映画がスピルバーグの「ジョーズ」を下敷きにしていることがよくわかります。

 

あと、ジョーダン・ピール、登場人物の造形がうまいですね。

みんな基本はいい人。

温かい心を持った普通の善良なアメリカ人なんですよ。

ワシの一番のお気に入りは電器屋のにーちゃんのエンジェルくん。

中の人(ブランドン・ペレア)がエンジェルという役柄にいい感じに生気を与えてくれてて、なんとも憎めない、愛すべき人物造形にしてくれているんですよ。

 

事の起こりを引き起こしてしまったテーマパークのオーナー、ジュピターですら、妻と子供を愛するいいお父さんで、しかも結構ナイスガイなんです(たまに高橋一生に見える瞬間がある←「ウォーキング・デッド」に出てた韓国系の俳優さん)

そんな愛すべき人たちが右往左往しながら自分のなすべきことをなすために奮闘する物語ですね。

ホラーというより、パニック映画に近い味わいです。