山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「シェイプ・オブ・ウォーター」

休みの日は映画を見てます。

今回のお題はコチラ↓

シェイプ・オブ・ウォーター

ja.wikipedia.org

 

実はワシ、ギレルモ・デル・トロの映画があまり合いません。

「クリムソン・ピーク」だけが合ったかなあ…古典的なゴシックホラーを真面目に作ってて好印象でした。

 

が。この「シェイプ・オブ・ウォーター」は…

「変わった話だなあ」の連続で、目を白黒させながら見てましたw

言葉を発することができない掃除婦の女性が、軍施設につれてこられた半魚人と恋に落ちるお話です。

 

「半魚人と?恋に??」

と思って見てましたが…

なんでヒロインが半魚人を好きになったのか全然わからんかったです(;^ω^)

全裸で堂々としてたところかなあ…

半魚人がヒロインを好きになったのはなんとなくわかります。簡単に餌付けされてたもん。

餌くれたら誰でも良かったんでしょうね(半魚人差別)

 

何をどう見てもなかなか理解が追いつけない映画で。

映画館の二階に間借りして暮らしているのは素敵ですけど。

あのお風呂での激しい習慣が…

長年女として生きてますけど…なかなかびっくりしました。「そ、そんなに激しく!?大丈夫??翌日ヒリヒリしたりしないの??」とヮ(゚д゚)ォ!驚異の眼差しで見てしまいました。

 

あとは嫌いな敵キャラに対する容赦ない仕打ちが、単純に見ててこわい。

作ってる人が本気でコレを「みんな楽しいでしょこれ」とやってたらなかなかに怖いよなあと思いました。

 

この前、映画「アーガイル」を見たんですけどね。

この「アーガイル」の監督マシュー・ヴォーンもかなり面白がってスタイリッシュに敵役にひどいことをする監督なんですけどね。

「コレは映画なんだよ冗談だよ」と常に言われている気がして(幻聴)

ワシは結構、この手のマシュー・ヴォーン監督の悪ノリ冗談を作品ごとに楽しんでいるんですけどね。

 

ギレルモ・デル・トロ監督のは、どうにもこうにも。

ゴア表現がきついのと、なんか監督が敵役に実人生のなにかを投影してて、ここで恨みを晴らしてるように見える瞬間があってワシ的にはキツイです。

 

結局、ヒロインが半魚人を好きになったのも「鱗が気持ちよかったから」なんじゃないんだろうかと見終わったあとに妄想したりしたのでした。