と、言うわけで。
昨日は早速届いた直後に3時間半かけて「シグルイ」全15巻 読了いたしました(゚∀゚)
あーーー。面白かった。
1巻につき一度は思わず大笑いしてしまって、手を叩いて大喜びしてしまいました。
極端な世界の話なので、その極端が天元突破すると思わず笑いのスイッチが入ってしまって、「あはははーー」と嬉しくなって笑いが出てくるんですよ。
でもすごく意外だったのは、作者の山口貴由先生の画風です。
もっと「グラップラー刃牙」の山内惠介先生みたいな感じなのかな?と思ってたら。
流麗にして耽美。
画風は独特ですが、非常に描きこまれた画風がなんとも迫力がありまして、スマホで読んだ時には気が付かなかったのですが。
紙の本となると…ページを捲るたびにその絵から匂いが感じられるような気がしてくるほどです。
その流麗な筆致は「イノサン」の坂本眞一先生風味を感じてしまいました↓
「#イノサン」#坂本眞一 さん×KERA STYLEインタビュー全13回分一覧です!(link: https://t.co/zfKshSyFqL) https://t.co/zfKshSyFqL pic.twitter.com/vqv7xMagLS
— 鈴木真理子 (@marimari1961) 2019年5月12日
そして読み進めるうちに、この細密な描写、ねじれ曲がる人体、そして出てきちゃう内臓の表現とか。
もっと遡るとワシの敬愛する宮西計三先生の作風も思い起こされましたよ↓
開催中の宮西計三個展「単眼母子 合ワセノ鏡」では、2009年12月刊行の「夜想」にて書き下ろし作品として発表された同タイトルの漫画原稿を中心とした大小の作品を展示、販売しています。#宮西計三 #漫画 #原画展 pic.twitter.com/Aagh7NIlAR
— ギャラリー白線 (@hakusen_asagaya) 2016年4月12日
面白いなあ、この幕末から続いてきた「無残絵」
の系譜に今、連なっているのが、現代の漫画であるというのが。
日本人の中に連綿と続いている血みどろの恍惚を楽しむという、ちょっとグロテスクな嗜好を感じずに入られませんでしたね。
とか言ってたら今日は「ウォン・カー・ウァイ」の回顧録が到着しました!↓
予想はしてたけど、すっごい豪華本です。
これも読んじゃうわよ~(゚∀゚)