GYAOで配信されていたので、久しぶりに見てみました。
「パンズ・ラビリンス」(ギレルモ・デル・トロ監督 2006年 メキシコ・スペイン・アメリカ)
昔、人に勧められて見た記憶があるのですが、「やたら陰気臭い陰惨な話だった」という印象しか残ってなくてですね(;^ω^)
まあ、確認の意味で再見してみたわけですよ。
そしたらですね。
なんと、「すごい!まるで初めて見るようなこの感覚!!」の連続でありました(゚∀゚)
…そうなのです、ワシはこの映画、あまり好きじゃないせいで?記憶からほぼ色々抹殺していたんですねw
おかげで今回は、すごく新鮮な気持ちで再見することが出来ましたよ。
そもそもなんでワシがこの映画を余り好きじゃないのかと言うと、まず、
子役が可愛くない(有り体に言えばブサイクなんです)
スペイン映画の「子役」って言ったら、未来永劫永遠に光り輝く美少女「ミツバチのささやき」のアナちゃんがいるじゃないですか↓
だからどうしても「なんでアナみたいに可愛い子を主人公にしないんだろう?」と不思議に思ったし。
明らかに監督が主役の少女に向けて、何か特別な視線?を向けている気配があってそれも不気味に感じたんですよ。
なのでこの映画のワシの初見時の印象は、「主人公の少女がブサイクで薄幸で、しかも監督からは燃えたぎるような肉欲の目線を送られているのを見せつけられるのって_なんだか拷問に近くないか?」だったんですねw
と、まあそんなことばっかりが気になってお話に身が入らなかったようですね。
確かに今回、改めて見なおして見ると、たしかに監督の主人公に向ける眼差しは(胸の膨らみへのピントの合わせ方とか)不気味だし、出てくるモンスターもキモイし、主人公の薄幸の少女はブサイクな上にバカだし、主人公のカーチャンはお人形みたいだし、継父は真性のサディストで、実に実にどこにも「善き」部分がない映画なんですなこれがまたw
監督がサディストなのか?と思わせるほどとことん「嫌な感じ」を観客にぶつけてくるんですねw
この嗜虐性に耐えられる人ってすごいと思います(こなみかん)
登場人物全員バカで感じが悪い。
コレは確かに好きになる要素は無いので、ワシが記憶からデリートしたのも仕方ないかも…