山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「ミーガン」

昨日、家に一人だったんですけど。

「そうだ、映画見に行くなら、今日じゃね??」(来週以降、仕事が多忙)

って事で、一人で遠くのシネコンまで映画を見に行ってきました。このシネコンに行くのは「NOPE」以来。久しぶりでしたよ。

お題はコチラ↓

m3gan.jp

子供の遊び相手であるお人形ちゃんが大暴れするホラー映画?らしいですよ。

劇場の入口も看板が二種類立ってて、恐ろしげです↓

画像

しまった、ミーガンちゃんと記念写真取ればよかった。

「大暴れするお人形ちゃん」と言えば、ワシの世代では「怪奇大作戦」の中の1エピソード「青い血の女」が印象深いですが。

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今見ると、そうでもない感じでしょうけど。

リアルタイムでコレを見た時は。

ちょうど見てた日が雷轟く大雨の日で、しかもドアホンの接触不良で、誰もきてないのにドアベルが延々と鳴り続け、恐ろしさのあまり飛び上がったほどでした(1968年10月27日の出来事)

 

あれから55年。

お人形の表現はさらに洗練され。

お人形が暴走する理由もちゃんと描かれます。ソレがこの映画「ミーガン」です。

 

ワシはてっきり、ホラー映画だと思って出かけたんですけどね。

ホラー映画ではなかった(気がします)

 

この「ミーガン」を見ながら思い出してたのは、スピルバーグの「A.I.」でした。

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この映画「A.I.」よりSFな映画でしたよ「ミーガン」

もしも、「ミーガン」にホラーな要素があるとすれば、それは「生きて生活している普通のアメリカ人の感覚が一番ホラー」でしたw

しかも登場人物のほぼ全員がコレなんです!こんなんが親戚とか近所にいたらこえーよ!!な人ばかりが出てきますw

 

「普通のアメリカ人が怖い」そんな気にさせられる作品です>「ミーガン」

 

「ミーガン」は悪くない(ような気がする)んですよ。

ミーガンが暴走してしまうのは、プログラミングと、その後の学習した世界(つまり放り込まれたミーイズム横溢するアメリカ社会)のせいなんですよ。

それがなんとも哀れで、思わずミーガンを応援してしまいます。

 

想像してたよりずーっと面白かったです。

ラスト、「ロボット大戦」になるのも胸熱であります(ややネタバレ)

余韻を残した(続編が作れるような余白を残した)ラストシーンもとても良かったです。

もう一回くらい見に行きたいですね(^o^)