山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

撮影監督ってやっぱり大事なのね

というわけで。

映画「フュリオサ」、アメリカでは同日に公開されたアニメ映画「ガーフィールド」(あの猫のアレ)に負ける勢いで大爆死しているようです。

「これはもう…好きではない映画とは言え、この爆死っぷりはさすがにジョージ・ミラーのことが心配になってくるな(つまりこれからの人生で長編映画を撮るチャンスがなくなりそうという意味)」

と思うのでした。

 

あと、今回の爆死報道の流れで知ったのは、「撮影監督の交代」でした。

ワシ、今回の「フュリオサ」大爆死で知ったんですけど、「怒りのデスロード」と「フュリオサ」では撮影監督が違ってたんですね。

「怒りのデスロード」の撮影監督はジョン・シール

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「刑事ジョン・ブック」「ヒッチャー」「イングリッシュ・ペイシェント」の撮影監督ですね…

「巨匠やん!!」(大声)

「刑事ジョン・ブック」は話はまあ、アレ(アメリカで閉ざされた環境に住むシェーカーアーミッシュ教徒の子供が殺人事件の目撃者になってしまう)ですけど、映像が泰西名画もかくや!な感じで本当に美しくて。

「画を見てるだけで十分恍惚だわこの映画」と思いました。

 

一方、「フュリオサ」の撮影監督はサイモン・ダガンだったんですね。

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一応…賞も取っている有名撮影監督ですけど。

やはり巨匠ジョン・シールにはかなわないと言うか。

そらあ、「なんか映している場所は似てるのに、なんかダイナミズムに欠けているやんか まるで違ってるのに似た映画を作ろうとしているように見える」とワシが感じるのは当然ですね。

「だって別人が撮影してるんだもん」

 

…確かに、ジョン・シールも81歳。

なかなか現場に出ていって撮影現場に立ち会うのも難しいお年頃なのかもしれませんね。

 

ワシは映画において、撮影監督が好きすぎてその映画そのものが大好きになってしまうってことが良く起きます。

一番好きで追いかけたのはヴィルモス・ジグモンドでしょうか↓

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高校生の頃?たまたまこの映画を見まして。

画面の美しさに釘付けになりました↓

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ヴィルモス・ジグモンドも最後の映画(「世界で一番パパが好き」)までちゃんと追いかけましたよ。

 

日本の撮影監督ならやはりゴッド宮川一夫ですね↓

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現代劇も時代劇も、ゴッドの手にかかればホホイのホイ↓

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