山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

まだ考えているワシ

ていうか、あの世界ではガラス瓶はものすごい貴重品なんじゃなかろうか…ビニール袋の方が良くないかしら?落とした時に割れるリスクも考えるとさあ…←とかなんとかまだ考え続けておるよワシは

「あー、もうなんかいらん事色々考えすぎちゃうの、良くないなあ!」

と、気持ちを切り替えるために「マッドマックス 怒りのデスロード」を見始めちゃうワシなのでした。

するとやっぱり「マッドマックス 怒りのデスロード」、本当に隙のない見事な映画でして、改めて感心することしきりでありました。

恐ろしい勢いで接近してくる砂嵐。

その砂嵐の中、雷光とともに英雄の館に招き入れられるように中空へと巻き上げられていくウォーボーイズたち。

砂に埋まったマックスの砂丘みたいに見える肩。

とにかく画面のダイナミズムがすごすぎて、思わず何度も息を呑みます。

そして何度目かの「こんなすごい映画が世界に存在することに感謝!」☆彡をしてしまうほどの作品です。

ニュークスくんの存在(まるで天使)の素晴らしいこと。

イモータン・ジョーの神々しいまでの圧倒的な存在感。光を失った弾薬工場の工場長(?)の詠唱しながらの乱射とか、もう神話の中の登場人物みたいでしびれます。

それと劇伴もかっこいいし、丁度良い感じで音楽が流れてるところもいい。

 

そこで思い出したんですけど…

「フュリオサ」音楽流れてましたっけ??

記憶がおぼろで、全く印象に残ってないんですけどね。

 

そういえば、先に見た「関心領域」が音楽?劇伴??がすごく不気味で生理的な不快感を感じるほどだったんですよね(これは映画のコンセプトにとても沿っている)

「哀れなる者たち」も劇伴がものすごく良かったですよ。

それに比べると、「フュリオサ」は劇伴の印象が残ってなくて寂しいですね。

 

一応、ドーフウォリアー(火を吹くエレキギターを弾くキャラクター)も「フュリオサ」に出てたのに、あの、「怒りのデスロード」でのトラックの後ろで太鼓を積み上げて、ドンドコドコドコ、ドンドコドドドドと太鼓をうち鳴らす一団を空撮から回り込んでトラックのフロントに行くと、ドーフウォリアーの弾くノイズだらけのギターソロ?が「ぎゃーーーーん」って鳴ってて。

「わーわー、なんだこれーー」とびっくりしつつ見ているとギターのヘッドから火炎放射が出てきてどっひゃーーー(≧∇≦)bと興奮した、あの神の如きショット。

アレに匹敵するようなかっこいいシーンがなかったんですよね(´・ω・`)ショボーン