山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

猫を飼うという事

「ススがーー!!」と弐号機が叫んでました。

ワシは入浴中で、湯船に浸かってたので「うるさいなあ」と思いつつ様子をうかがってたら、

「いやーーー!!ススがくわえているものがチチチチって鳴いてるーーー」

と悲鳴を上げております。

「はーん、ネズミだ」

と思いましたが、風呂中なのでどうにもできません。

 

「いやー!いやーー!!無理ーー」

と弐号機が逃げ回ってドタドタと一階を走っております。

「ススごと外に出しなさい」

と言いますが、弐号機は

「無理ー無理ー」というだけで何もしません。

「もう!仕方ないなあ」

と風呂から上がって様子を見に行くと、ススはベッドの下に潜り込んでネズミを弄んで暴れているようです。

「…母にはどうしようもできないよ」

とだけ言いおいて、ワシはその夜、寝ちゃったんですが。

 

その翌朝。

洗濯機を回そうと洗濯機置き場のドアを開けて、洗濯物を洗濯機に入れて、回し始めて…

ふと、足元に洗濯機から出た糸くずが落ちているのを見つけました。

「くず取りネットから取り出す時に塊が落ちたのかな?」と思いつつ、指で摘んだら

 

ぐにゅ

 

とした感じがあり、それはワシにある確信を持たせました。

その衝撃に耐えきれず、ワシは声に出して言いました↓

「チクショー!死んだネズミを素手で触っちゃったじゃないかー!!」

あとは粛々と小袋に入れて密封し、ゴミとして捨てました。

そして手を爪ブラシを使いつつ徹底的に洗浄しました(-_-;)

 

猫を飼っててしかも自由に暮らさている田舎の場合、猫がなんかしら捕まえてくるのはもう仕方のないことで。

今までの歴代猫たちもいろんなものを捕まえては捕食しておりましたねえ…

弐号機も猫を飼っているということの覚悟を持ってもらわないと、ギャーギャー叫んで逃げ回るだけでは解決しないのに。

 

大昔飼ってた巨大猫(体重10キロ)ブリちゃん

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海辺で飢えてさまよってたペルシャ猫?を保護したんですけどね。

これがとんでもないプレデター猫でしてw

近所中の野ウサギを狩って捕食して殲滅せしめたという個体でした。

うちの裏山、昔は野ウサギが住んでいたんですけどね。ブリちゃんのせいですっかりいなくなってしまいました。

その後、「欧米の猫は野ウサギを狩って食べる」と知りまして。

「洋猫こわっ」と思ったのでした(それに比べたらカヤネズミを捕まえてくるススとかは可愛いものです)