山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

消えた通帳

さて、数日前のこと。

ワシとオットでお昼ごはんを食べてたら、ディーラーさんからお電話がありました。

「かくかくしかじか 余分にお金を頂いてましたので口座にお振込みでご返金いたします つきましては通帳番号のわかるものと印鑑をお持ちください」

とのことでした。

 

オットに通帳をもたせるのは不安でした(なんせ数百万円入りの通帳をむき出しのままでトイレに置き去りにした過去があるので)が、

「まあ、ディーラーさんに持ってって持って帰ってくるくらいではなくさないやろ」

と思いつつ、公共料金とか税金の支払いのための通帳を渡しまして、

「いってらっしゃい」と言いましたが…

 

オットが席を立つついでにお昼ごはんの食器を下げてくれないので、仕事帰りで疲れてたワシは

「食器もついでに下げてって」

と言いますとオットはあからさまに嫌な顔をしながら

「えーーー??」

とぶつくさ言いながら食器を下げてくれました。

 

んで数十分後、オットが家に居たので、

「あれ?もう帰ってきたの??」

と言いますと、

「通帳忘れたので途中で戻ってきた」

と言います。

 

「さっき食器下げた時に、食器を持っている下の指で通帳挟んで持っているのは見たよ」

とワシが言いますが、

「アンタが食器下げろとか言うからやろ!」

と完全にワシのせいになってますwんなアホなww

 

「仕方ないなあ、ワシも探してやるから」

と言いつつ、家中あちこち探しますが見当たりません。

 

「あんなむき身の通帳をどこに置くのよ」

と言いながら探しますが、見当たりません。

中身は公共料金、保険料、税金等のためのお金だから十数万円しか入ってませんけど。

通帳の再発行するのが死ぬほどめんどくさい。

 

「とりあえず、あなたの行動をおさらいしましょう」

と言いつつ、食器を下げたあとの行動をたどりますが見当たりません。

 

その数十分後、オットが

「あったあ~~~~~」と声を上げました。

「え?どこにあったの??」と聞きますと、

「車の中の貴重品いれてるバッグの中にしまってあった」(゚∀゚)

ですと…

 

オットは無意識のうちに家を出る前に通帳を、自分で貴重品入れのバッグの中に丁寧にしまったようですそれも自動操縦で!!

すべてが自動操縦で無意識の行動なので、全然記憶に残ってなくてこの顛末となったのでした。

「老人性のナニカが始まっているんじゃないの」と憎まれ口を叩いてしまうワシ(労働で疲れてたのに探すの手伝わされて不機嫌)

 

「あなたが通帳を持ち歩くのは危険だから、表紙と表紙を開いた1ページ目をスマホで写真にとって、それをディーラーさんに持っていきなさい」

とアドバイスするワシ(-_-;)