山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

普段やらないことをやりに行く日帰り旅 3

絶対にこのような施設はハワイにはないとワシは感じました↓※ハワイ行ったこと無いけど

※「うわーー、本当に白蛇がいるよーー」とこわごわ覗き込んでいる弐号機

 

この温泉はローカルのテレビの生中継で見たことはありましたが、訪ねたのは今回初めてです。

フォローしてる方がおすすめなさってたので、「どれどれ?」と訪ねた次第ですが。

予想を大きく上回る環境(人んちの軒先をかすめて、クリーク脇の狭路を通って田んぼの真ん中に至る)と建物(はっきり言って手作り感満載 昭和というか戦後が感じられる佇まい)とBGM(ガチ目のハワイアンが結構な音量で中と外に流れている)で思わずにっこりしてしまうワシでした(正直、大好物です!)

 

いざ、施設内に入れば木彫の大黒天がお出迎え(絶対ハワイには以下同文)

薄暗いフロントで自販機のチケットを渡して大浴場へ至ります。

 

「でも、中は普通だよね」と思って浴場内に入りますと

「普通じゃなかった!!」

良い意味で期待を裏切ります。

まず、お湯が黄褐色?緑がかった枯れ葉色をしております。

ほのかに香る硫黄臭。確かにこれは温泉です。

「実はモール泉、生まれて初めてなの…優しくしてね」と言いつつ入浴。

モール泉とは植物由来の有機物を含んだ温泉の事です。はっきりとした効能は無いようですが、一応「美人の湯」と言われているらしいです。

 

実はこのハワイな温泉、本領を発揮するのは露天風呂なんです。

大浴場のドアを開けて全裸で石張りの通路を抜けますと(ちょっと距離があるのでイケナイ事をしている感がある)露天風呂があります。

そして露天風呂の対面には「ミストサウナ」と書かれた施設が。

 

その「ミストサウナ」のドアを開けると、(外には板が張り回してあったのでまったく気が付かなかったのですが)内部はモロむき出しのコンテナでして。

そのコンテナの中に(ひーーー戸塚ヨットスクールサティアン感)源泉を通したパイプが渡してあり、そこからシャワー状に暑い源泉が降り注いで、その蒸気と飛沫を浴びる仕様になってます。

寒くはないけど、これ…ミストサウナって名乗って良いのかな?と思わせるんですけど、まあ、これはこれでアリかなあと思わせるものです(結構いい感じ)

 

でも特筆すべきは「露天風呂」本体にありました!

小さな浴槽が2つ並んでいるのですが、これが向かって右が「冷泉」、左が「熱めの源泉」になっておりまして、これを交互に入るという仕掛けです。

 

コレがスーパー気持ちいい!!

 

しかも冷泉に入ると、気泡が肌についてきて、「あ。炭酸を含んでいるんだ」と気が付きます。

炭酸泉マニアのワシ、大歓喜

夏に入った「ラムネ温泉」ほどではありませんが、肌にまとわりつく銀色の細かい泡が素敵です。

これと隣の熱めの源泉に交互に入っていると、もう、一日中ここで過ごせそうですよ。絶対オススメ(浴槽が小さいのが難ですが)

 

一応仕事で参加できなかったオットには申し訳程度のお土産を買って帰りました↓

※古湯温泉名物「白玉饅頭」!美味しいよ(*^^*)

この項ようやく終わりですm(_ _)m