山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

漁村に秘湯名湯あり 3

さて、この観光で登った岬の上の展望台。

そこにこんな石碑が立っておりました↓

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この遊歩道の案内板には「希望の丘」とかいう名前が書かれてましたが、本当の名前は「仏崎」みたいですね。

「仏崎」という立派な名前があって、その由来もちゃんとしたものでロマンもあるのになんで「希望の丘」なんて名前にしてるんでしょうか。

 

それにしても、江戸時代。漁の最中に海で網にかかってきた仏像が二体。

どれくらい海で眠っていたんでしょうね?600年くらい??

平安時代の作ということは、船でどこかに運ばれている途中で船が沈没し、そのまま忘れ去られたって事なんでしょうか。

なんとも不思議なエピソードをもつ岬です。

 

その引き上げられた仏像二体の写真がないかなとネットで検索しましたが見つかりませんでした。

その海からやってきた六手観世音菩薩像が納められた東光寺は、地元で配られてた観光パンフレットにて紹介されてました↓

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…あ、あれ(^_^;)木造薬師如来坐像がこのお寺のイチオシ仏像な模様です(昭和25年に国指定重要文化財

うーん、海からやってきた仏像二体は秘仏扱いなんでしょうかね。

なんかのチャンスに見ることが出来たら嬉しいな。

 

その後、別の温泉地に足を伸ばしそこで軽くご飯を食べて、家に帰ろうとしてワシは思い出しました。

「以前、この道を帰って行ってたら、突然、山の中に焼肉屋が出てきて、夜なのにものすごい数のお客さんが集まってきてて、びっくりしたのよね。あれは一体、何だったのかしら?狸囃子??」

本当に真っ暗闇の山の中で周りに人家もなにもない場所に、突然、焼肉屋があって、煌々と明かりが灯っててすごく賑わってたんですよ。

アレが狸囃子でないとしたら、おそらく「筋がいい店」なんですよ。

 

「ちょっと確認してみましょう」

とくねくねとした山の中の道を走ってたら。

 

はい、ありました。

「夢じゃなかった!昼間なのにちゃんと存在した!!」

と言いつつ、車を乗り入れるとお店は午後の閉店中。あと数十分でお店は夜の部が再開するようです。

 

焼肉店の周囲を見て回ってたら、横に回り込んだ部分にドアがあるのに気が付きました。

そしてそこから買い物袋を下げたお客さんが続々出てきます。

なんとこの焼肉店、小さなスーパーが併設された焼肉店だったんですねw

小さな併設スーパーに入ると、パックに詰められたきれいなお肉がずらりと並んでおりました。

野菜とお肉を色々見繕って買って帰りました。

買って帰ったお肉は佐賀牛も、豚肉も、餃子もどれも完璧に美味しかったですよ。しかも価格もお手頃!

良いお店を見つけました。今度はご飯も食べに行ってみましょう。