山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

海辺のキャンプ場にて

と、言うわけで。
気候が良くなった途端にアクティブになっちゃうワシら母娘。
一昨日は野外活動センターで活動しまくったくせに、昨日は「海を見に行きたい」と言う弐号機のリクエストに応えて海に行って、ついでに海辺のキャンプ場も見てきました。

弐号機ちゃん、前期アニメで「ゆるキャン」にハマって「ソロキャンプ(単独で出かけるキャンプ)」に興味津々なんですよね。
ただ。本人が怖がりなのと(女の子は怖がりくらいのほうが母としては安心)スキルがゼロなんでwまだ実施はしてないんですけどね。
実はワシ、初号機を産んだ前後、キャンプにはまってて、我が家に道具一式あるんですよ。テントも寝袋も有る。
「キャンプ始めるならいつでも出来るよ」と弐号機に言ってはあるのですが。

当然、海にはちゅんも連れていきましたよね。
もはや、ちゅんの事は「弐号機が産んだワシの孫」と思うことにします←決意


※ほら、「海を見つめている」ちゅんの後ろ姿、可愛いー


※海辺のキャンプ上の入口横にはこんな玄武岩の祠がありました。
水が滴っててちょっと神秘的な眺め

その後、シーズンオフのキャンプ場に入ってみたら。
なんとも鬱蒼と緑が茂った山の中にありまして。
えっほえっほと急坂を登ってて、ワシの背後から弐号機がついてきてたのですが。
道の脇の降り積もった腐葉土からガサガサッて音がした気がしたので、振り返って見たら、何もいなかったんですよ。
「気のせいかな?」とそのまま山道を登って、奥まった急斜面に立っているコテージやキャンプ場を見て、「なるほどね」と坂を下り始めたらですね。

その急坂な山道を横断するように水路が引いてある場所があって、その上にはグレーチングの蓋が渡してあるんですな。今は水が流れてなくて水路も乾いてたんですけど。
なんとそのグレーチングの真下、水路の中を、アナグマがwゴソゴソと全力で走り抜けているのが見えました。
「あ!さっきの音はこいつか!?」
久しぶりに生のアナグマを見ました(まだ子供みたいだった)

「コレは…このキャンプ場に泊まったら一晩中、野生生物との戦いになるわね」と弐号機に言うワシ。
夜になれば、絶対イノシシは出てくるし、アナグマは走り回るし、タヌキが一晩中腹鼓で狸囃子オンステージをしまくる予感しかしません。
「ここはやめとこう…」とつぶやく弐号機。

※ちなみに後で料金表を確認したら、野外活動センターの十倍以上のお値段設定でした。
荒れ放題なのに、野生生物天国なのに!