山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「ジョーカー」

借りていたビデオシリーズ、お次は問題作「ジョーカー」(ホアキン・フェニックス主演 トッド・フィリップス監督 2019年)であります。

 

…なんて言うかねーこの映画。

まさか2日続けて「キチガイの母親に育てられた狂人が主人公の映画」を見ちゃう事になるとはね…トホホ…(´・ω・`)

 

・なんでアーサーがお笑いの才能もないのにお笑い芸人を目指してたのかが全然わかんない(カーチャンの願いだから??)才能がないなら諦めてまっとうな仕事につきなよ…

・狂人は病院に行けよ…(行ったじゃん)

・ワシはジョーカーが気の毒と思う気持ちが微塵もわかないな(ワシが現実のほうがよほど過酷だと知っているお年頃だからかな?)

・ジョーカーには圧倒的に辛抱が足りないな「おしん」を見せて再教育しなきゃ()

 

なんとも甘いお菓子みたいな甘ちゃんおちょぼ口映画で、それもさも「アメリカの暗部がー」とか「格差社会がー」みたいなカバーを被せて一応、体裁としては「言ってやったぜ!」みたいな映画になっているのがなんとも不愉快で胸糞悪いです。

 

正直に言います。この監督、才能ないです。監督をやめたほうが良いです。

誰ですか、こんな駄作に賞をくれてやったのは。

おかげで昨今の欧米社会の暴力ののさばりっぷりを見てご覧なさい。まるで無法地帯ですよ。

街の中を暴力がのさばっています。

人間てもっと強く賢く、美しい生き物だと思ってるワシですが、どうやら「先進国」と言われる欧米ではそれが違っているような気がしてきました。

まるで猛獣がまちなかに放たれたような騒ぎじゃないですか。

 

それもこれも、あんたらがこの映画に賞を与えたってことは「お墨付きを与えた」ってことでもあるんですよ、それを意味するんですよ、気が付かなかったから無実とは言わせないぞ。

自分たちは賞を与えて認めたくせに、その結果には責任も取れないし取る気もないのに、こんなクソみたいな映画に賞をくれてやって「意味のない破壊的な暴力を肯定しちゃう」行為をしてしまったことに対して、「まさか現実がここまできちゃうなんて」「おれら映画を作っただけで人民を啓蒙した気なんかないし」なんて言い逃れをする気かしらね、恥を知るが良いわ。

 

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ホアキンは一生アルミ帽子かぶって怯えてりゃ良いものを。