さて。Twitterにて悪評だった実写版「ブラックジャック」を見てみましたよ。
言っておきますが、ワシは特別「ブラックジャック」に思い入れはないし、実は…手塚先生の漫画を一冊も持ってないくらい…実はあまり興味がないんですな。
それは多分、ワシがビートルズの音盤を一枚も持ってないことと共通している理由がある気がします。
そのあたりからワシのパーソナリティを推し量っていただけるとありがたいです。
「ブラックジャック」は一応、読みましたし、「火の鳥」も子どもの頃、おおかた読んだ記憶(友達の家で)
アニメでは「どろろ」(白黒版)が本当に大好きで、子供の頃夢中で見てました。
あ。「リボンの騎士」は「なかよし」と「少女フレンド」でリアルタイムに連載を読んでました(「面白いなあ」と思いながら)
そんなわけで、ワシが大学生の頃は手塚治虫はものすごい大巨匠だったんですけど、その時連載してたのが「七色いんこ」でして…
「これは…面白いのか??」と非常に困惑したのを覚えてます。
その程度の認識ですので、そんな「世代だけどライトなファン」がこの高橋一生主演の「ブラックジャック」を見て、どう感じたのかってのが本日のテーマです。
正直な話、このドラマのワシの感想は、
「本当に高橋一生がブラックジャックにしか見えなかった!びっくりした!!」
でありましたよ。
ちょっとした立ち姿や横顔、立ち振舞が漫画のブラックジャックそのもので、「コレを生身の人間が演じることが出来るなんて!!」
ととても驚きました。
高橋一生と言えば、「岸辺露伴」先生ですが。アレも、実在感のない漫画のキャラクターを生身の肉体を持った人間として見せてくれたのでとても驚きましたっけ。
もうね、ブラックジャックにしか見えないの。
話してる声、喋り方からして、「おお、ブラックジャック本人だ!」と驚きましたよ。
だから今回の実写ドラマ中でのドクターキリコを女性にした(ワシご贔屓の石橋静河さんが演じてらっしゃいました)のも全然気にならないっつーか。
「宍戸錠やら加山雄三がブラックジャックを演じてたのに比べたら百倍マシよ!」
と思ったのでした。