山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

24回目の結婚記念日

結婚記念日なので、先日ケータイで撮り溜めていた写真を紙焼きしたて見たら、思いの外良く撮れていた写真があった(長女の高校入学式の日の、正装姿のワシら夫婦がほほを寄せ合っていちゃいちゃしている写真)ので、ソレを額に入れて、暖炉の上に飾るワシ。
そう言えば、ちょっと前にかなり激しい夫婦喧嘩をしてしまってw
まー、本当にコレが絵に描いたような「犬も食わない」系だったのですが。
ここで発見が一つ。

ウチは一家四人が、いちゃいちゃぐちゃぐちゃくっつき合って暮らしているような家族なんですが(人間だけでもそんな状態なのに、コレに犬猫が加わった日にゃあもう、なんだか毛だらけよ)
ところが、コレが、たった一つ、「ワシがへそを曲げた」ってだけで家の雰囲気が悪くなっちゃうんですね。
コレはさすがに普段、「反省」という言葉を辞書に持ってないワシですらも、猛省致しました。

娘二人は夜もろくに眠れなかったらしく、ケンカ三日目に仲直りした後、「お父さんとお母さんは仲直りしたからね」と申しましたら、娘ズから猛然と、
「この二日間、ろくろく眠れなかった!」
「寝ても疲れが取れなかった!」
と抗議を受けました。すまんねえ。

まー、ウチの場合、一年365日、基本、父ちゃんと母ちゃんはラブラブでいちゃいちゃいしているモノだと__娘達は自分たちが生まれた時からそうなので、これから先も永遠にずーーっとそうに決まっているのだと思っているんですな。

「いや、そんな事ないし。ワシだって生身の人間だし」<冷血の母

ワシの基本的な考えとしては、「万物は皆流転する」なんですよ。
だからこの世に永遠の愛なんてモノは存在し得ないし、「不変なもの」なんて皆無です。
全ては絵に描いた餅ですよ。
ワシなんか、最初に夫に出会った時、
「今はこんなに好きだけど、明日はどうなるか判らないなあ」て思いましたものw

「モノは壊れる人は死ぬ、三つ数えて目をつぶれ」ですよ。

ワシの気持ちなんてそんな風にあやふやでいい加減なもの、いつ変わるか?なーんてそんな事生身の人間であるワシには知る由もねーし、こんなワシを信用してもらっても本当に困るのですが。
でもね、「今は好き」なの。
「今の気持ちがいつも一番大事」と思って生きて来ました。
だから結婚生活もこんなに長く続いているんですよ、多分。