山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「トータル・バラライカ・ショー」

とんでもないものを見てしまいました…

それはコチラ↓

https://www.youtube.com/watch?v=sX9Z7NPyjNY

 

ワシはアマプラで見たんですけど↓

Amazon.co.jp: トータル・バラライカ・ショーを観る | Prime Video

YouTubeにもありましたね。

んで、見た感想としましては……あのさあ…(;^ω^)

なんか最初は見ててびっくりしちゃったんですけど、見てるうちに妙に幸せな気持ちになってしまいましてw

「これは、ドユコト!?」と困惑したのでした。

 

東西冷戦が終わったと思われてた1993年12月、レニングラードカウボーイズはすっかりロシア本国で冷や飯を食わされてた(ノД`)シクシク アレクサンドル・レッドアーミー・コーラス&アンサンブルをヘルシンキに招いて、共演野外コンサートを挙行するんですね。

演目は古き懐かしき西側社会のポップスとロシア民謡なんです。

 

当時は…本気で東西冷戦が終わった、東西の壁はなくなったんだ。これからは幸せな平和な時代が来る…かも??とか思ってた時代でありまして。

※1991年に湾岸戦争が起きて、物事はそう簡単には平和へと進まないと知っておりましたが なんとなく未来に対して明るい希望を持ってた時代な気がします

 

東側の多分、軍人あがりの楽団員のみなさんも本気で熱演なさってて。

当時のソ連邦では人民の大事な娯楽であったんだろうなと思われる、ロシア民謡の歌と踊りを情感たっぷりに演奏されるんですね。大真面目に。

それをレニングラードカウボーイズと一緒に演奏するもんだから…

そもそもレニングラードカウボーイズって衰退しゆく共産圏をからかうために結成されたバンドなのに、その人らが大真面目に赤い楽団と共演しているので脳がバグるというか笑って良いのか泣いて良いのかよくわからなくなって混乱します。

 

…しかしまあ、ここにあるのは本当に「楽しい音楽の時間」でありまして。

レニングラードカウボーイズの魅力もたっぷり味わえて(いちいち決めポーズが可愛くて真似したくなります)、同時にアレクサンドル・レッドアーミーのみなさんの熱演にも素直に感動してしまいます。

ウクライナ侵攻真っ最中の今見ると、また別の感慨を持ってしまいますが…

とりあえずはレニングラードカウボーイズを見てくだせえよ、ワシの推しよ。

 

おまけ↓