山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

今年のカンヌ映画祭

ふーむ、今年のカンヌ映画祭の審査委員長はウォン・カーウァイか!
もう、いやあねえ、絶対「ダビンチコード」ダメじゃん。賞なんか一個も貰えないよ。
ってか、予告で見る範囲でもこの「ダビンチコード」から「ダメ映画の臭い」がプンプン漂ってきているんですけど…それって如何なものか?
あの白人のオッサンが手足おっぴろげて殺されているシーン一つ観ただけで、「コレはコメディでしたか?」という気分にさせられるのが、最大の理由。

ワシの中の「貧乏人の神様」が力いっぱい、「この映画を1800円で見たらダメよー!後悔するわよー!!」と叫んでらっしゃるのです(電波)
この辺りのワシの逃げ足の早さは、かなり自信を持っているので、間違いないと思う(断言)

ま。カンヌと言えば、毎年審査委員長が替わるので(現役の映画監督が務める事になっている)そのカラー(選ぶ基準)もコロコロ代わりやすいし、審査委員長の全くの好き嫌いで賞が決まっちゃうって部分が大きいので、当然、当たり外れもある映画賞だが…
ワシは好きですよ?(開き直り)

なんせ、「木靴の樹」(1978年)、「ブリキの太鼓」(1979年)、「アンダーグラウンド」(1995年)、「永遠と一日」(1998年)なんかにグランプリをドドーーンとくれちゃうフトッパラな映画祭だ。
勿論タマには「セックスと嘘とビデオテープ」(1989年)みたいなしょーもナイ映画に呉れちゃう事もあるが、それはご愛嬌(てへ)
基本、「ワシはカンヌを信じているけんのお!!」<大きなお世話
しかも今年は審査委員長がこの日記でもチョット前に、ワシが勝手に一人で激しく盛り上がって絶賛しまくってた監督、ウォン・カーウァイだからね。
「中国人初の審査委員長」とか言われているけど、正確には「香港人」(生まれたのは上海だが、5歳から香港育ち)だから、彼。
そこんところ、ヨロシクね。
(付け加えるなら、同じくココの日記で大絶賛のアン・リーも正確には「台湾人」だから、そこんところよろしくー)

で、私生活の方は、ワシは休日二日目だったのだが、長崎出張のダンナを早朝から駅へ送ったり大雨の中、夜は迎えに行ったりでせわしなかったorz
しかも夜中はまたぞろアナグマの野郎が勝手にウチの庭を占拠しやがって、ボイスが怒り狂って大騒ぎ。
吠える吠える(夜中の二時過ぎ)