山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「トビラ島」

まずはこの動画を見ていただきましょう↓

Ruiner Soundtrack - Island Door (Paranesian Circle) by Susumu Hirasawa (Lyrics)

ポーランドサイバーパンクなゲーム「RUINER」(2018年リリース)のサウンドトラックであります。

このゲームはrengok(煉獄)cityから弟を助け出す兄の物語らしいのですが…ちょっとゲーム動画見たら、プレイヤーがいきなり見境なく通行人を殺してまわってたので、ワシ、ドン引き(;´Д`)しましたw

「ふーん、平沢進、こんな仕事もしてたのね」

と思いつつ、なにげにチェックしたんですが。ここでワシは驚愕してしまうわけです。

 

 

確か、この「トビラ島」という曲は、平沢進4thソロアルバム「オーロラ」の収録曲だったと思うのですが…

「…この曲、こんな音像でしたっけ!?」

と激しく困惑しました。あまりにも音の姿が違うので、目の前の靄が晴れたと言うか、曲がまるでベールを脱いで、真の姿を表したような気がしたのです。

 

どうやらこのゲームのサントラの方↑はレコード音源みたいなんですよね。このゲームのサントラは限定ですが、世界中でレコード盤でもリリースされたみたいです。

同じ楽曲なのに、普通に聞いてたCD音源に比べると、深く豊かで、なんと言うか、音が立体的で。まるで環太平洋に花咲く「トビラ島」の血脈が今、ここに!熱く脈々と流れている!!みたいな臨場感が迫ってきます(大好き)

音が生々しいと言うか…「肉付きがいい音」がします。

もしかしたら、サントラ用に新たにre-mixされたのかもしれませんが…誰か詳しい人、教えてプリーズm(_ _)m

 

歌詞も一緒に流れるので、是非とも併せて味わってみてください。

ワシ的には「地獄の黙示録」のイメージと言うかw

環太平洋のどこかを船でさまよってたら、その旅路は思いがけず、自分の中にあるものへの旅になってて…自分の中にある思いがけない一面を直接見てしまう_ような印象を持ちます。

 

そしたらなんと「トビラ島」って平沢進の造語だと思ってたら、なんと実在の島(鹿児島県奄美https://www.amami-tourism.org/scenery/780/

だそうで。

そこにもビックリですよ。

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※これが実在する「トビラ島」

不思議な風景です。