山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

君たちの未来に幸あれ

昨日、車検に出してた愛車の「たまごちゃん」を引き取りに行って。
猫シッターのためにエレカシ奥宅まで行くのを、「今日はこっちから行ってみるか」と久しぶりに九大伊都キャンパスの前を通りかかったらですね…

時ならぬ人人人人!!
「何だこれはー!?」と思いましたが、そうです。3月8日は九州大学の合格発表の日でしたなw
うちも9年前??に、見に行ったものさなあ…当時は箱崎キャンパスまで。親子で見に行きましたものー。
ものすごく寒い日で、地下鉄の駅から地上に出てきたら、遠くから合戦のトキの声みたいな、ワーワーギャーギャー叫んでいる声が沢山聞こえてきて。
「この先で、なんかとんでもない異常事態が起きている!!」という事を実感してしまい、「怖い!!」と強烈に思ったことを思い出しましたw

不安に思う初号機を連れて、「さ!見に行くわよ!!」と合格発表の立て看板がある場所を目指して歩き始めたものの、いきなり遭遇したのが、きれいに着付けられた和服姿の女性と、その娘らしきセーラー服姿の母娘連れの方が、ものすごい勢いで泣きながら駅に戻っている様子だったものですから…

「ひえー!!可哀想過ぎる!お気の毒すぎる!!そうだよ、入学試験に落ちるってこともあるんだよなあ」という事実を改めて突きつけられた気がして。
正直、恐怖に震えました。
自分の高校や大学の合格発表より恐ろしかったです(^_^;)

ま、初号機は無事にストレート合格だったんですけどね…
でも、未だに箱崎界隈に行くと、泣きながら歩いてた和服姿のお母さんとセーラー服の娘さんの様子や遠くから聞こえてくる阿鼻叫喚の叫び声を思い出して、なんとも恐ろしい気持ちが蘇ってきます。
ワシにとっては完全にトラウマになってますなコレはw

ところが昨日は。
たまたま見かけた母と息子さんの様子が。
若くてきれいなお母様と学ラン姿で朗らかに笑う息子さんの様子が、とても自然で美しかったですねえ。
「おお、合格したのね良かった良かった」と思いました(このド僻地の伊都キャンパスで青春を送るということの意味をまだわかってないんだろうなあ…と思いつつ←イノシシと戦い、牛や鶏の匂いと戦い、夜の暗闇や周囲になにもない山の中の環境により、どんどん野生児化していく君たちの運命が見えるぞ!!)

それと、今朝のラジオで言ってましたけど、九大合格者のうち、現役生が7割、福岡出身者は35%なんですって。
現役生同士、福岡出身同士で結婚した九大生もいるから…w
この田舎のキャンパスに恋が落ちていることもあるよ(小声)


※この日のお天気は最高でしたな。海が輝いてました。