山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「柔らかい殻」

「そう言えば、最近GyaO!をチェックしてなかったわね」
と思い出しまして、久しぶりにAmazon TV FireでGyaO!のアプリを開いてみました。
「おお、なんだよ『柔らかい殻』が配信されているじゃないかー!!」(喜)
少し前にこの映画のことを思い出してたんですよね。
ちょっと不思議な変な映画(褒めてます)なんですよね、コレ。

「柔らかい殻」(ヴィゴ・モーテンセン フィリップ・リドリー監督 1990年イギリス)

イギリス人の劇作家フィリップ・リドリーの初映画監督作品です。
いかにも、「映画初めて撮りました」的な不思議な演出とやたらうるさい劇伴(BGM)が印象的な怪作でして。
正直、嫌いじゃないわよ。

そもそもイギリス人のフィリップ・リドリーがなんだって、アメリカはアイダホの田舎町を舞台(まるでワイエスの絵みたいよ)に吸血鬼もの?映画を撮ったのか全然理解できなくて(当時)
なんだかアメリカの田舎町で謎めいた色んな秘密を抱えた村人が右往左往する物語ってその後、どっかで見たなあと思ったら、「ツイン・ピークス」でしたw
暗黒の「赤毛のアン」とも言えるかも(^_^;)

若いヴィゴ・モーテンセンが出てます(彼はフィリップ・リドリーの監督二作目「聖なる狂気」にも出ている お気に入りだったのね)


アンドリュー・ワイエスクリスティーナの世界」(1948年)
だいたいこの映画の絵面もこんな感じ↑です。そう言えば舞台設定も1946年とかそれくらい。

THE REFLECTING SKIN - Official Trailer