山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

美形中年が好物

ウチの長女が「オッサン趣味」である事は周知の事実であるが
(多分、ファザコン気味なのがその原因だと思われる。
常に「お父さん、カコイイ??♪」とヒューヒュー状態なんで)、
部活の友達にも「オッサン趣味」の友達がいて、二人で、
「ねえねえ、●●ってカッコイイって思わない?」と話しては盛り上がっているらしい。

「誰がカッコイイって?」と思わず聞き返すワシ。
「Mちゃんはねー、上川隆也(今年の大河「功名が辻http://www3.nhk.or.jp/taiga/ 主役)
が好きなんだってー。ワカル、ワカル!よねー」
上川隆也と言えば、陸一心である。「大地の子」である(実は良く見てないけど<原作は読んだ)
上川隆也っていくつだっけ?」と聞くと、
「Mちゃん情報によると40歳らしい。ジャストミートなお年頃だよねえ。やっぱり男は30からイイカンジだよ」

…キミは一体、いくつなんだ?長女よorz

「で?Mちゃんは上川隆也がスキで?それに君はなんと答えたの?」と聞いて見ると、
「うん!ワタシはねえ、ヴィゴ・モーテンセンデビッド・ボウイ
http://www012.upp.so-net.ne.jp/t-lessfascinate/roomofbowie.html
だなあって答えといた!!」
…ってか、その君の自信満々な答え方は如何なものか?
ヴィゴ・モーテンセンはともかく、デビッド・ボウイってあーた。
30年前の女子中学生ならともかく…

実は少し前に、
「ファンタジー映画に興味があるんなら、これも見たら?」と
わが娘に映画『ラビリンス』http://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=5667
をお勧めしてみた。
なんせこの映画、ジム・ヘンソン人形遣い)がモーリス・センダックの名作(暗黒)絵本、
「まどのそとの そのまたむこう」
http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=704 をモチーフに(とワシは勝手に推察している)
人力でファンタジーの世界を構築して見せた作品。
「コレが気に入れば、次に『ダーク・クリスタル』http://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=1380
に挑戦してみればいいし」とまあ、「入門編」のつもりで娘に「ラビリンス」を勧めたのだったが…。

ウチの娘が入門したのは「美形中年への道」であったのだったorz
「ダーク・クリスタル」も良い映画なんだよ、娘よ…。