山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

突如、アン・リーを語るワシ

「次ぎに生まれ変わったら、是非、サルマ・ハエックhttp://csx.jp/?piki/salma-g/catalog.htmlで!!」
と、思わず撮りおきのアカデミー賞授賞式を観ながら口走るワシ。
次の人生ではサルマ・ハエックを目指そうっと♪<志が高いんだかバカなんだか…

さて、今回のアカデミーはコレといって目玉の作品はナイ様子だったが、作品紹介でチラチラ写る「ブロークバック・マウンテン」はなんだかものすごく面白そうだった。
アン・リーhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%BCはね、
「いつかアカデミー監督賞(@アジア人初)を獲る」と思っていたよ!ワシは信じていたよ!!
なので、嬉しかったなあ、今回の受賞。
アン・リー作品は「ハルク」を除いては「全作品大好き」!!」であるので。本当にわが事のように嬉しかった。
商業映画デビュー作の「推手」http://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=4402
アメリカに渡った年老いた台湾人男性の姿が胸を打った。
「ウェディング・バンケットhttp://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=1579では奇妙でいて優しい三角関係を描き、
「恋人たちの食卓」http://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=972で「イマドキの台湾人女性の姿」を等身大に描き、
いつか晴れた日にhttp://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=971ではイギリスの文豪ジェーン・オースティンの世界に挑戦。
その「少女漫画の世界を描かせても一級品」な腕前を遺憾なく披露して見せた(ワシは「ウェディング・バンケット」以来、「リー監督は実は日本の少女漫画を血肉にして育った人なのではないか?」と疑っていたのでその予想が当たって嬉しかった)
そして「アイス・ストーム」http://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=5242でついにリー監督はその本性を現す。
アメリカン・ビューティー」に賞をやるんだったら、まずこの「アイス・ストーム」に先に賞を与えるのが順当ってモンだろう?と当時かなり憤ったモノだが…
そして「楽園をくださいhttp://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=8531ではその「少女漫画」と「骨太の人間ドラマ」と「明日への希望」が見事にミックスされ、新境地を拓く。
おっと字数が尽きた。続きは明日か