山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

イイ試合

うーん、WBC面白かった!
久々に野球を観て盛り上がってしまったわい。
(仕事が休みだったので)11時からきっちりテレビ前に座り込み、家族四人でハラハラドキドキしながらの野球観戦なんて、野球嫌いの我が家としては「空前絶後の出来事」なんだが、いやあ、盛り上がっちゃったなあ。
途中、昼飯制作はダンナに任せ、台所にいるダンナも首を伸ばしながらテレビ観戦(ウチは台所から、カウンター越しに首を伸ばせばリビングのテレビが見えるようになっている)

昼ご飯食べておやつ食べて(よく食う親子)、もう最後の方ではスリルとサスペンスが溢れる試合ブリに「家族全員、居ても立ってもいられない気分」になっちゃって、丁度、学期末なんでコオニタンが小学校から持ち帰ってきていた「油粘土」を取り出して、
「家族対抗記憶スケッチアカデミー@3D版」(つまり、「有名なキャラクターや造形物を記憶だけを頼りに立体的に作ってみて、誰が一番上手にできるか?」の競争である)を始めるワシら親子。

「まず最初のお題は?」
テレビではもう、試合も後半。
サブマリン投法もキューバ選手の並外れた動体視力と身体能力の前には効力を失いつつあり、「日本、ピーーンチ!」の局面。
「ス、スライム行こう!スライム!!」

家族全員、テレビ前で一斉に油粘土でスライム@ドラクエを作り始める。

「ダンナ作スライム」=面長過ぎる
「長女作スライム」=表情が壊れ過ぎてて、「それではアジマシデオ(=吾妻ひでおhttp://azumahideo.nobody.jp/だよ」
「ワシ作スライム」=「ほら!?上手でしょ!?上手でしょ!?一番巧いなあ、ワシは自分の才能が恐ろしいよ」

テレビでは松中が、「王監督への愛ゆえ」にホームベースに向かって「でべでべでべ」とまるで「ぼのぼの」のような音を立てて力走している。
「あぁ、大変!松中が走っているし!!」思わず家族でぼう然。

「さ、次は何作ろうか?」「ピカチュー行こう、ピカチュー!」
「ダンナ作ピカチュー」=「ソレはカピバラムーミンが混ざってます。ので却下!」
「長女」=もう試合に気もそぞろで作れない
「ワシ作ピカチュー」=「お母さん、異様に巧い!」(長女談)
はっはっは、ピカチューは下膨れでタヌキ体型に作るのがコツなのさっ!!

テレビの試合も大塚が無事、ピシャ??リと押さえた。感動した場面だった。