山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

バス男・西部男

と、言う訳で「チーム★アメリカ」は★=3でした。
そしたら今日見た「バス男http://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=16806
(原題「ナポレン・ダイナマイト」<主人公の名前)
が、結構笑えたので、思わず相対的に評価が上がっちゃうし。
「なんか、こういうのって『食い合わせ』だよなあ」と思う。
どういう類いの映画かと言うと、「天才マックスの世界http://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=7498
とかあんな感じ。
アメリカの中で最大の階級闘争が日々行われている事で有名(?)な、ごく普通の地方都市
にある高校での日常生活を舞台にしている。

最大笑ったのは(以下ネタバレかも)「学園の女王様」的存在のサマーという女子が
チアガールの衣装で登場するシーンで、あまりにも彼女の足の形がみっともなくて爆笑。
「学園の女王さまでも所詮はアメリカのイナカモン」というこの痛烈な皮肉。
そして主人公が踊る音楽にまた爆笑。
「センターステージ」という田舎臭いバレエ映画があったんだが、それのクライマックスと
同じ選曲。
思わず、ひっくり返って笑う。
いや、ジャミロ・クワイはワシ、大好きなんですよー。CDだって持っているし。
でもなんか、この曲の映画での使い方って、ことごとく「何か外している感じ」がするのよね。
「田舎っぽい」とか「ダサい」とか「空気読めない」とか。それを象徴しているような何か。
曲はあんなに良いのにさ。
なんか、「ジャミロ・クワイが好き」って言いづらくなるような空気がある。

さて、そぼ降る雨の中、パートに出かけたワシに思いもかけぬものが目に飛び込んできた。
「ウマーー?」(本当に驚いたので思わず声が出た)

今工事中の、幹線道路と平行して建設中の新しい道路(まだ舗装されてないので砂利道)の
上をテンガロンハット被ったオジサンが、愛馬にうちまたがって、全力疾走中であったのだ。
「なんでこんな所で全力疾走?」(また声に出た)
思わず振り返って、マジマジと見てしまった。

ワシの友人の家の近くに自然食品を売っている店があって、そこの裏庭に馬が繋がれている
のなら知っているが、あの馬じゃない。
「だって、サラブレッドなんだもん」(また声に出る)
激しく困惑するワシ。
マボロシじゃないよね?」(とまた声に出る)