山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

Joyful Noise 8/24 大阪なんばHatchドーピングパンダ編

本日はCSで放映されたピロウズのライブを録画してくれた友達が、わざわざ持って来てくださった。
サンキュー!(感謝のポーズつき)である。

お昼ご飯を食べる前に早速、はぁはぁ(;´Д`)言いながら見る。
先ずは…なんか知らないバンド。
オープニングアクト(前座)があったらしいや。

「あれ?ドーピングパンダとGoGo7188とピロウズの対バンじゃなかったの?」とちょっと困惑。
曲の冒頭だけ聴いてはみたが、あまりにもツマラン演奏で(ゴメンネ)「早送りの刑」に処す。
いや、あまりにも古くさくてゴニョゴニョ。
なんかアメリカンなクロスオーバー系?な今更?な音だったような気がする。
30年前だったらよかったかもしれんがワシの趣味ではない。スマン。

で、お次はドーピングパンダ。
音はかなり面白い。
最初は「ジャミロ・クワイ?」を思わせるような、古きよきモータウン系ダンスミュージックへの果てしない憧憬とリスペクトを感じる。
しかし、この骨までガクガク言わせるようなダンス音楽なのに、演奏している本人たちに、ちーっともグルーヴが無いのがスゴイ。

本家ジャミロ・クワイは歌もうまいがダンスもスゴイし。
なんたって、あの有無を言わせぬグルーヴ感は日本人には、例える人を知らないものなあ。
「あ。ジャミロ・クワイと言うよりこの人は、ひょっとしたらデビッド・バーン?」と気がついた。

デビッド・バーンもラテンダンスミュージックへの深い理解とアフリカンダンスミュージックへの憧憬があり、実際に自分がやっている音楽も圧倒的なグルーブ感を持ちながら、ステージ上、客席全部持っていってブイブイ言わせるもので、
「多分、デビッド・バーンも脳内ではバリバリに踊っているんだろうなあ」と思わせるものが有りながら、実際に目の前でデビッド・バーンが踊っている様子は、

「怪しい動きのタダの白人の変なオッサン」なのであるorzカナシイヨー

その辺の「ダンサブルでグルーヴしまくりの脳内」と「現実的な肉体のスキル」の物凄い落差というのは、観客としては、見てて面白いんだか気の毒なんだか。

きっともっとライブを重ねてこの状態を何年も続けていればそのうち、この人(ドーピングパンダのフロントマン=ギター<名前失念)も、脳の回路と肉体の回路がうまく繋がる日が来るかも知れない。
がんがれ。超がんがれ。

おいまだGoGo7188も語ってないのに文字数が尽きた!!