山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

大画面でYouTubeを見る問題

んで、結局は。
Amazon fire TV stickでのYouTube問題は、新しくアプリとしてFireFoxが追加されまして。
Amazon fire TV stickからFireFox経由でYouTubeに繋いで視聴する…という形に落ち着いた模様です。
ま、ワシとしては大画面でYouTubeが見られれば文句ないので、これでもようござんすよ。

結局は、GoogleAmazonの戦いは決着はつかなかったみたいですね。
それでもま、新年に切り替わると同時にAmazon fire TV stickではYouTubeが視聴できなくなるという事態は避けられたので、良かった良かった。
あとは、Daily motionにも対応してくれると助かるのですがー(・ワ・)

年末だから、なんかベストテン的なものでも考えようかと思ったのですが。
今年もそんなに映画見てないんですなw
ヤフオクドーム横のホークスタウンのユナイテッドシネマズがなくなったのがイカンですよ。映画館がどれも遠くになってしまった。

映画を見に行こうとなると、見たい映画の時間がまず合わないことも多くて(深夜しかやってないとか)
諦めちゃうって事も多いんですよ。

そんな中。
公開と同時に見に行った映画が今年は2本もありまして。
一つは「ブレードランナー 2049」
もう一つが「IT/イット ”それ”が見えたら終わり」でした。

ブレードランナー 2049」はねえ…なんかもう全てが忘却の彼方なんですなw
非常に印象の薄い映画でして。
長い割には味が薄い映画で。
一番の欠点は監督がリドリー・スコットじゃないってことだった気がします。
頼みの綱のヴィルヌーヴ監督は、リドリー・スコットリスペクトじゃなくてタルコフスキーリスペクトをぶちかましてくるし。
そのせいで、「そうだよ、タルコフスキーだよワシが見たいのは」と気がついてからは、リストア版の「ストーカー」を見てしまったら、なんかもう想像異常に素晴らしい美しい映画で。
30年ぶりぐらいに見たのにその鮮烈な印象と感動で、心が震えてしまって、すっかり「ブレードランナー 2049」の印象が消し飛んでしまいましたとさっ(゚∀゚)アヒャ

IT/イット ”それ”が見えたら終わり」はねえ。原作の雰囲気がとても良く再現されてて。まず、そこに感動しましたね。
邪悪なものにいつの間にか付け込まれる瞬間。そうとは気が付かず、いつのまにか亡者の術中にハマっている感じとか。
原作の雰囲気を忠実に再現してて良かったですね。

世界最高のペニー・ワイズを演じたのはもちろん、ティム・カーリーですが。今回のリメイク作品では、北欧の貴公子ビル・スカルスガルドくんも頑張ってた。
負け犬クラブのみなさんももう抱き締めたくなるくらいみんな可愛い。
アルゼンチン人監督のアンディ・ムスキエティに脱帽でありましたよ。

まあ「イット」はまだ第2章へと続くので。それまでは公開を楽しみに待つとして。
んー。やっぱり2017年。一番ワシが感動した映画はリストアされたタルコフスキーの「ストーカー」でしたかね←


※2017年に見た最高映画が1979年作の映画とか、もはや老害
でも本当だから仕方ない。
「ミンチミンサー(挽肉の間)」の前で抱き合ったままミイラになっている恋人たちの姿を見た時、ワシは2017年最高に感動したから仕方ない!(しかも劇場公開時にはフィルムが劣悪すぎてこのシーンに気がついてなかったので尚更)