山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

その後判明した事実が2つ

その後判明した事実 その1↓

「まめ福は母猫が車にひかれて死んでいる横でニャーニャー鳴き続けてたところを保護された猫だった」そうです。
…野良だったのか。
当然、あまり人なれしてないし、知らない人に怯えて威嚇するし、ガリガリに痩せてたはずですな(^^ゞ

でもま、最初にレスキューしてくれた人がいたおかげで、うちにやってくることも出来た。今やすっかり飼い猫でめちゃめちゃ甘えん坊です(肩に乗ってくる)
まめ福、今や、ジュエルとも仲良しで二匹で追いかけっこしたり狩りごっこしたりしていっぱい遊んでますよw
ときどき勢い余ってワシの足を噛んだり踏んだりしていきますが。
まさかジュエルの老後がこんなに賑やかになるとは、ジュエルも予想してなかったでしょうね。
ジュエル、まるで子猫のようにまめ福と遊んでますよ。元気なばーさん猫になっちゃいました。

その後判明した事実 その2↓

タルコフスキーの映画「ストーカー」
今回、このBlu-ray化されたレストア版で初めて、初回上映時にあったカッコウの鳴き声が復活してたんですねw
なのでリバイバル上映の時はこのカッコウの鳴き声は消されてたそうです(つまりワシが1980年代の半ばに「てあとる西新」で見た時はカッコウの鳴き声はそもそも無かったんですよ!道理で今回、Youtubeで見て「初めて気がついた!」と笑っちゃったわけです)
あとコマ数が一秒間に本来よりやや多めのコマ数になってたのが元に戻された(つまり上映時間が初回上映時に戻った)とか色々あるみたい。

もともとが悪く言えばダラーーーーーーとした映画なので。いや、ワシは好きなんですよ、泰西名画でも見ているような気がしてくるし。
多少早回しで見てもあまり気が付かれない映画であることは確かですね…

でもこのレストア版は本当に映像が綺麗なんで、タルコフスキー再発見にはいいきっかけになると思います。
上映時間が長いとか言っても「ブレードランナー2049」も長い映画なんで、時間の長さ的にはどっこいどっこいですよ。
そして多分、心に深く刻まれるのは「ブレードランナー2049」じゃなくて、「ストーカー」の方だと思うですよ(本家の元祖「ブレードランナー」はいい勝負になると思うけど)


※レストア版で見て驚いたのはラストシーン近くのこの場面の美しさでした。
撮影地はリトアニアからしいのですが、主人公の「ストーカー」(違法なゾーン案内人)が生まれつき足のない娘を肩車して、ゾーンから連れ帰った犬と妻と連れ立って、遠くに見える巨大な発電所を見ながら家路をたどるシーン。
ゾーンから生還した_と言うことはこの映画はハッピーエンドなの?と予感する平和な家族の肖像の場面です(その後驚愕のラストシーンがあるわけですが)

同じ150分を消費するのなら、家でレストアされた「ストーカー」見ておく方がいい体験になる予感がします(個人的偏見かも)
そのうち、もうちょっと感想が固まったら「ブレードランナー2049」のちゃんとしたレビューを書くかも。