山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「フォードVSフェラーリ」

映画「フェラーリ」を見たんだからコレも見ないとねっ(゚∀゚)

って事で見ましたよ↓

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これ実はタイトルに偽りありな気がするんですが…ワシは。

イギリス人のレーサー、ケン・マイケルズと名車「コブラ」を生み出したシェルビーとの友情とフォードとの戦いを描いた映画です(フェラーリとも一応、「ル・マン」で戦うけども、それよりえげつない戦いが個人VS大企業フォードとの間で繰り広げられる)

 

まーー…想像してたより面白かったですね。

主演がワシのお気に入りの俳優クリスチャン・ベールなのもポイント高いですが。

製作総指揮がマイケル・マン(男の中の男)なんですね。

大企業と個人という戦いの中で何をもって彼らは自我と自尊心を保ちつつレースにも打ち勝つ事ができるのかという苦闘の物語です。

ここでクリスチャン・ベールはケン・マイケルズというイギリス出身の整備工でありレーサーであり、家庭人でありちょっと頭のネジがズレている人物を演じているのですが、コレがコレが。

ユーモアをたたえつつしかも闘犬なみのファイトを持ち、自由奔放に車を手なづけてその能力を最大に引き出す男を魅力的に見せてくれております。

ヒジョーにかっこいいよ(´∀`*)ウフフ

 

ワシ、マット・デイモンて苦手な俳優さんなんですが。

ケン・マイケルズとの友情(男と男の友情なんで暴力を伴うこともある)、熱い心を持ったアメリカ人デザイナーを真摯に演じておられました。

 

この映画でケン・マイケルズの妻を演じた女優さんもすごく素敵な人でびっくりしたんですけど、この人はモデル出身の女優さんだそうで。

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頭のネジがズレている男を夫に持つ女を非常な説得力をもって演じておられます(しかも魅力的に)

この妻が…頭のネジがズレている男より更にネジがぶっ飛んだ行動をとったりして夫を本気で恐れさせるレーサーもビックリの根性の持ち主である妻モリー。とても魅力的です。

 

そう言えば「フェラーリ」でも「女傑」としか言いようのない絶対的な権力を持つ女ラウラ・フェラーリペネロペ・クルス演じる)も恐ろしくも魅力的で、なんとも他で見たことのないキャラクターですけど素敵でした。

魅力的な女性キャラクターが出ている映画はいい映画ですね。