山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ただの愚痴

そういえば、少し前に4Kレストアされたタルコフスキーの映画「ストーカー」を見たら、画面のあまりの美しさに絶句したんでした。
うちの古いPanasonicのテレビですら、思わず絶句するほど画面が美しかったんだから…
これ、4K解像度の大型テレビで見たらどんだけ画面の美しさの殺傷力が上がるんだよ…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルって言う気持ちがします。

昔、この映画を劇場で見た時は、もうフィルムが荒れ荒れのガサガサで一体ナニが映ってんだかよくわからない感じだったんですよね。
(レストア版で見直して初めてミンチ部屋の前に恋人たちの抱き合うミイラがあることに気がついた)
だからこそ、4Kレストアで改めて見直すと、知っている映画、見たことがある映画でさえも、全く新しい体験ができちゃうんですよねえ…

「ストーカー」でこれなら溝口健二の「山椒大夫」とかどーなっちゃうのかしらね。
恐ろしいような楽しみなような(^_^;)

よく「4Kテレビ買ったら『ブレードランナー2049』のBlue-rayを見るんだ」とか呟いている方をお見かけしますが。
映画館でちゃんとした音と映像で見ることが出来た最近の映画とか、家で見てもあまり感動がないんじゃないのかとか思っちゃうのはワシが年寄りだからでしょうかね。

「昔、ちゃんとした形で見ることが出来なかった映画」こそ、レストアされたものを4K映像で見ようや!!とか思ってしまいますw
ブレードランナー2049」とかいうタルコフスキーの「ストーカー」のマネっ子映画見るくらいなら、いっそこの際、本家を見とこうやあ(一般教養として)…とか思ってしまうのでした(口うるさい年寄り)
いや、でも、ワシだって「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は4Kで見たい、自宅で見たい!!なw

人生は短いんだから、早いとこ4Kテレビ、買いたいわー。
見直したい映画もいっぱいあるし。
 
どうせ国産メーカーのお高いテレビはワシの懐事情により買えないし(「あの葡萄はすっぱい」理論)、エントリーモデルしか買えないんだから。使ってるうちに絶対、あれこれ文句が出てくるはず…
海外製のお安いテレビなら、同じ金額出せば国産メーカーより多機能な物が買えるんだから、どうせ同じように買ったあと、文句が出るんだったら、安くて多機能な方がまだましなんじゃ?とか考えているワシがおります。
この考え方は乱暴かしらね…