「今年見た映画のベストワンはタルコフスキーの『ストーカー』です!」と発言したワシでありますが。
今年は配信された映画をやたら見た年でもありました。実は「ストーカー」のレストア版も配信されてたものを見たんですね。
ソレに連れてレンタル屋さんというものにも殆ど行かなくなりました。
でも、今年は借りたBlu-rayに大当たりがあって良かったですね。
「この世界の片隅に」 コレは何故か原作より良かった。
「外地米を食べて生きてきた体だから暴力にも屈せなきゃならんのかねえ」というセリフだけが一点、「当時の人はそうは思わんかったやろ」とひっかかっただけで、あとはほぼ、原作より断然デキが良かった気がします。
「戦争」というものを一般庶民の目を通してポエジーに描く_というのはアニメなればこそ出来た手法に思えました。
ちょっと毛色は違うけど、小林信彦の「僕たちの好きな戦争」を思い出しましたね。
戦争の当事者たちは実は今の時代からは想像もつかない日常を過ごしていた_という点において。この作品を思い出したんですね。
「戦争なんか嫌でございますヨヨヨヨ」と毎日庶民が泣き崩れていたわけではない!とでも言うのか。
あと、レンタル屋で借りて思わず怒髪天になったのは「君の名は。」でした。
本当に気持ち悪い監督の独善的な人を人とも思わない変態性がよく出ている映画で。
胸クソ悪くなりながら見ましたよw
配信で見てよかったのは「ソレダケ」かな。「シン・シティ 復讐の女神」も面白かったですね。未見だった世界的名作「ひまわり」も素晴らしかった!ヴィットリオ・デ・シーカ監督、ダイスキー!!\(^o^)/
あと、すっかり忘れてましたが劇場では「キングコング 髑髏島の巨神」も見たのでしたw
来年も面白い感動させてくれる映画と出会えるといいですね。
まずは「キングスマン ゴールデン・サークル」からかなあ。
ワシの大好きなジュリアン・ムーアも出ているし(´∀`*)ウフフ