山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

やっぱり不平不満が…

やっぱりアニメの「ゴールデンカムイ」は演出がいまいちですなあ…
ギャグパートのテンポ感っつーの?リズム感がなってない。
これはアニメ「DRIFTERS」のギャグパートがちゃんとギャグパートとして成立できてたのと比べると…本当に悲しくなります。
ノリというの?ビート感がねえ…無いんだよねえアニメ「ゴールデンカムイ
原作がどちゃくそに面白いので、見てて歯痒くなります。

それにまず、ナレーションがマダオ銀魂)なのがいただけない。
「ナレーションの選び方にセンスねえなあ」と思ってしまいます(マダオが影で喋っている気がして仕方ない)
ふーむ、頑張ってほしかったけどねえ、こればっかりは視聴者が文句言ってても始まらない。

ツイッターでも「原作の変顔のレベルに達してない」って言及してらっしゃる方が他にもお見かけしたのですが。
確かにこのシーンが↓

コレになっちゃうんだから悔しくて泣けるよね…


アシリパさんに「腹ごしらえしよう」と言われ、仕掛け罠でとってきたリスを粛々と調理して食べるシーンなのですが。
主人公・杉元は生まれて初めて、「リスの脳みそ」を生食させられるんですね。
本当は杉元は、嫌すぎてまぶたが腫れぼったくなって食べながら口は「への字」になっちゃうんですけど、アシリパさんに悪いと思って我慢して食べるシーンなのです。
ここが二人の関係の始まりで、コレ以降、杉元は初めて食べるものになんとなくおっかなびっくりになってしまって「それ美味しい?」と死んだ目になって聞いたりするんですね。
そこがおかしくて笑っちゃう大事なシーンなのに…

こんなにさらっと描かれたんじゃ、もったいねえよなあ色々と。

あ。そうだ。
だから、アニメの「ゴールデンカムイ」は原作の「プロモーション用映像」くらいに受け止めておくといいんじゃないかな。
アニメ本編で仕掛け罠の解説とかちゃんとやらないのとか致命的だもん。
一応、ネットでこんな↓番外編ショートアニメを流してますけど…なんか違うんだよなあ…

ショートアニメ「ゴールデン道画劇場」#1「リス編