山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ワシの決意

珍しく実家から電話。
「どうしている?」との事。
ワシが乳がんを思い煩って、仕事もやめて家に引きこもって泣き暮らしていると思ったらしい。
「普通に仕事に行ってて普通に暮らしてます」と言うと驚かれる。

実家両親のワシのイメージって一体どんなんだよ…

不幸のどん底でワシが仕事もやめて毎日家で泣き暮らしてる方が両親にとっては超幸せって事なんだろうけど…
ぶっぶ〜〜残念でした!
極普通に、アタリマエに暮らしております。

ワシが不幸になって泣いて苦しんでいる姿を見て、喜ぶ奴らがいる限り、ワシは絶対、死んでも不幸になる気はありませんw
他人にメーワクかけても借金してでも、ワシは幸せでい続ける所存であります(`・∀・´)エッヘン!!
がん保険が下りそうにない」とか「具体的にお金が無い」という不安事項は山ほどありますが…

まあ、今までもなんとかなったので…明日からもなんとかなるだろうと。
楽観的に生きております。
たとえどんな姿になろうとも、ワシはワシの家族のために生きてなきゃならんのですよ。
両親にとっては、若くして()病死したかわいそうな娘の方が自分の気持ちが慰められて居心地が良かろうともね。
両親のためにはもっと早く死んだほうが良かった(多分、十代の頃とかに)に違いないと知っては居ますが。
今や自分の家族を持った身となっては、ワシは両親を喜ばせるためだけに早く死んではイケナイのです。
ワシにはもうワシの家族がいる。簡単に死んではいかんのですよ。

両親にとってワシは邪魔な謎の存在でしょうが、もうちょっと生きるつもりです。
この断絶はなんとも埋めがたいものです。
取り返しが付かないものです。

でも、このゲームを始めたのはワシじゃない。彼らです。
お互いを心から憎しみ合うというゲームは、一旦始めたらどっちかが死ぬまでは終わりません。
そのゲームを終わらせるのはワシの死によってではありません。彼らです。それが「順当」というものです。

世の中は不公平なことと理不尽なことに満ち溢れていますが、この勝負だけは負けるわけにはいかないのです。
正義は遂行されなければなりません。
一点の曇りも疑いも無い、ワシの決意であります。