山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

宝探しする次女

次女10回目のお誕生日。
お姉ちゃんは具合が悪くて寝込んでいるし、次女にとってはやきもきする一日だったようで。
「お姉ちゃん、もう仕掛けたかな?どうかな?」と気にしている。

今年のお誕生日プレゼントは、次女が自分で「コレが良い」と選んで買ってもらった、ゲリラ豪雨の中出かけて買い求めた「こりらっくま5周年記念ぬいぐるみ」である。
「自分でプレゼント内容が判っている場合」は我が家の儀式として、「宝探し」をする事になっている。
数年前、長女が発案してやってくれて以来、次女はこの儀式が最高に気に入ってしまって、毎年物凄く楽しみにしているのだ(^^;

コレは買ってもらったプレゼントをどこかに隠してもらい、「冒険の書」と呼ばれる「隠し場所のヒントが書かれているなぞなぞ付きの手紙」を順番に見つけながらそのプレゼントにたどり着くというものである。

「お姉ちゃんは具合が悪いから、あんまり凝った事は出来ないかもね」と次女に言ってあったのだが、次女は諦めきれないらしく、
冒険の書がクマさんの形に切ってあったりしたら嬉しいけどな?」とか言っていた。

さて、長女は学校を早退して(というか駅から出戻って来た)午前中2時間、午後3時間ほど眠り(夏風邪か?)
夕方、次女がお父さんと一緒にケーキを受け取りに出かけた途端、ドタドタと活動を開始。
「お、宝探しの準備を始めたな」とその気配を感じていた。

二階に上がるとギターを抱えた長女が、「FACTORYを見たおかげでGo!Go!Jupiterのイントロの謎が解けたよ」と言いつつ披露してくれる。
ほぼ、完コピ。
「おお、素晴らしいな、でも途中のニュアンスがちょっと違う」と言うと、
「オレもソレは気になっている」と言うので、
「アップチョーキングしてみたら?」とアドバイスすると、グッと完璧に近づいた。

さて、夜になって手巻き寿司とケーキを食べた後、「宝探し」開始。
なぞなぞを解きながら次の冒険の書を探して、次女が「キャーキャー」笑いながら家中を探しまわっている。
途中にはトラップもあり(「あったー!」と冒険の書を見つけたら、冒険の書には「スカ!はずれorz」と書かれていたw)冒険の書をつなぎ合わせると「恋するプリン」(次女がファンの漫画)のカラーイラストになっているという超豪華版であった。

宝は無事、次女に発見され、花火で遊ぶ。
長女はGo!Go!Jupiterを歌いながら花火を振り回していた。