山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ブクオフで芋掘り

長女が「ブクオフへ行きたい」と言うので、レンタルビデオを返すついでに一緒に出かける。
ブクオフでは「ちょっと調べたかった物件」を勝手にリサーチ(立ち読み)
「はぁはぁ、なるほどね。しかし、確実性には乏しいな」と判断して、この話題は日記ではちょっと放置する事にします。
(ヒント=「ジョジョ」「ラブひな」)

で、以前から気になっていた「古い音楽雑誌のコーナー」を物色。
「なんか面白い記事は無いかしら」と片っ端からチェック&リサーチ。
すると出てくるわ出てくるわ。
「どんと」に「hide」

「おう…そうか、そんな時代であったか…R.I.P.」と思わず目を伏せる。
「コレで後、ダイムバッグ・ダレル(元パンテラ。ステージ上で射殺された不世出のギタリスト)の記事が見つかれば完璧?」<不謹慎
「いや、ダイムバッグ・ダレルにもR.I.P.
とか思っていたら、思わず、我が目を疑う物件に遭遇!!

「コレ!探していたンすよ!!コレコレコレ!!!」(思わず本棚から取り出す時に手が震える)
「Sound Designer」誌2002年12月号。
実はこの本のこの号を読みたくて、延々探していたのです。
でも、あまりにも出会えないので、思い余って図書館にバックナンバーのコピーをとりに行こうかと思っていたくらい。

ところがこの「探していた本」がブクオフ価格で105円也(^^;;
ワシ、即買いですよ。
「いやあ、探してみるものですねえ…」<己のラッキーさが瞬時に信じられない
こんなマニアな本が、こんな田舎のブクオフにひっそりと売られているなんて。
侮れません。
神様、こんな田舎にもブクオフを遣わしてくださってありがとうございます(瞳に☆)

後の探し物は「ギターマガジン」と「メンズノンノ」だな(謎)
でも古い音楽雑誌を見ていていつも心が痛いのは、その遷り変わりの激しさ。
結構、大きな記事で取り上げられて、当時、「期待の注目アーティスト!」みたいな扱いの人だって、その後、音楽業界そのものから消えている人がなんと多い事か。

「例えバカ売れてしていなくても、毎年アルバムが出せて、毎年全国ツアーに出る事が出来るってのは奇跡的にスゴイ事なんだよね」と改めて思う。
「(結成15周年の時にやっと出会えたんだが)現役の時代に出会えてヨカッタ、ピロウズ」とシミジミ思うのだった。