山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

HYBRID PHONON 2566+へ行く その4

家から持参してたオートミール+しそわかめをお湯でふやかしまして、軽くお昼ご飯としまして、ショルダーバッグに財布とチケットという姿で傘片手にホテルを出ました。

ホテルから駅までは徒歩で5分程度なんですけど、雨足が強くて「これは結構ビシャビシャになっちゃうなあ スニーカーに撥水剤スプレーしてきて良かった」と思いつつ、お昼過ぎ頃に会場に向かいました。

 

会場の駅(天空橋)について、エスカレーターで地上に上ったら驚愕。

周りに遮るものがない環境のせいか?(陸の孤島だから)

雨のレベルは「暴風雨」というか「ほぼ台風」でありました。

その中で傘をさして待機列に並ぶ人たちを見た時は…正直、「映画『ファンタズム』で見た、一番怖い光景に似てる!!」と思いました(ゴメンね ※「ファンタズム」の一番怖いシーンとは、地獄の中でトボトボと囚われた人たちが長蛇の列を作らされて歩いていく光景の事である)

参考画像↓映画「ファンタズム」の怖いシーン

 

とりあえず、雨掛りがしないブリッジ(渡り廊下)下の空間に逃げ込みましたが、雨風はいよいよ吹き付けてきます。

が!これ以上に逃げ場はありません、

ふと、羽田空港を見やると、羽田空港は湖になっておりました(-_-;)ザブザブの空港内を飛行機が右往左往しておりました。

 

強く吹き付ける風で馬骨たちの傘はひっくり返されておちょこの形になって破壊され、路面に置かれたのぼり旗も強風で吹き倒され、昨日はあんなに蒸し暑かったのに、冷たい雨風のせいで体感温度は10度程度に感じました。

半袖ではとてもこの天候の中、生きられません。

 

しかし会場には服装選びを間違えたと思しき半袖へそ出し脚出しの若者が結構な数おられまして。老婆は思わず「風邪引く!肺炎になる!!なんか着て!雨を避けて!!」と老婆心発動モードになりました。

 

ようやく昼公演の客入れが始まりましたが、水はけが悪くて足元はびちゃびちゃです。

この中を傘をさした馬骨の群れがよろよろと階段を2フロア分降りていってZEPPの入口を目指します。

 

ワシはこの昼公演が一番整理番号が良かったんですよ。

なので、「そうだ2階に行ってみよう」とドリンクを受け取ったらすぐに階段を登り、2階へ急ぎました。

 

すると、座席(シート)は塞がってましたが、立見席はガラガラです。

「やった!!」とワシはシートゾーンの後ろにある柵に取り付きましてここを昼公演の定位置としました。

 

ライブが始まれば、この2階立見席最前列は最高の視覚でしたよ。

もう、ヒラサワとワシのタイマン勝負みたいな見え方でw

何も遮るものもなく、ライブの一部始終、全体像まではるかすべてが見渡せたのでした。

外は暴風雨でも会場に入ってしまえばそんな事関係ありません。

楽しい音楽の時間だけが過ぎます。