山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「巨人と玩具」を思い出すワシ

昨日はTLで盛大に「チッ」「辛坊しなはれ」とか言われてて…辛坊どれだけ嫌われているんやと…w
改めて知ったのですが…(^_^;)
お年寄りには人気があるようですが(実家の父母とか)ネット民からは嫌われておりますなあ。ワシも含めて。

でも感動したのは救助飛行艇のUS-2の素晴らしさ。
※3mの荒波と暴風雨の中でも着水・離水が可能な世界最強の救助飛行艇←ですって!(受け売り)

しかも今回は4機あるエンジンのうち1機止まってたんですね↓この写真でよくわかります(一つプロペラが止まっている)

こんな状態でも救援に行った。
この海上自衛隊の皆さんの決死の救助作戦の素晴らしさ。

「この国に生まれてよかった!」
まさにそうです。ワシも大声で言いたい。

しかし、考えてみればなんで元アナウンサーが盲目のヨットマンとたった二人で冒険航海を…?と不思議な気がしたのですが…
まあ、カンペーちゃんもマラソンの時にヨットで太平洋横断をやってたしね。実録ものとしてはヨットで太平洋横断は見応えがあっていいのかなあと。
「太平洋一人ぼっち」とか団塊の世代の人大好きだもんね…
(と、今回のことを考えてみれば改めて、カンペーちゃん、すげええええよおおお!!w(°O°)wと思うわけです)

そして、夏も近づくと思い出す。そうか。あの番組がらみだったのか…(ーー;
と、今回の騒動の背景がなんとなく伺えるわけで…そうなると湧き上がるこの微妙な感情…
これが「百年の恋も覚める瞬間」でしょうか?<違

感動物語にして涙が欲しかったんだね。視聴率が欲しかったんだね…
でもそれで海上自衛隊の皆さんの命をかけさせるのってどうなのよと。
テレビ局の番組作りのために人の命までかけちゃうのはどーなのよと。
しかも、番組に出る二人のみならず、このたった2人の命を助けるために自衛隊員11名の命をかけさせてしまったのは。

「そこまで視聴率がほしいか!?」というのが正直な気持ちですなあ。
エストロ増村(増村保造)の映画「巨人と玩具」を思い出すようなお話でした。