山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

2007年 その他印象に残ったライヴの事3

すいません、年内の日記は今日が最後なんで、書き切っちゃいますね。

The ピーズ
ハルくんの圧倒的なベースプレイに興奮する。
どんなバンドなのかは知っていたので、その演奏内容は「ほぼ予想通り」だったが、アビさんの強烈な「40男の色気」にヤラレる(--;
「なんで世間はヨンさまなんだ!?日本にもこんなに素晴らしい男性達が数多く居るのに!!」
何故か義憤に駆られるワシ(^^;
シンちゃんはピロウズの時より楽しそうに楽そうに叩いていますね<大きなお世話
シンちゃんの「必死の形相」が見られるのは、ピロウズでだけ!(この日の結論)
ワシ、アビさんに握手して貰って興奮する。
アビさんの手は柔らかくてしなやかで、汗でびっしょりでした。

bloodthirsty butchers
念願のブッチャーズのステージを初体験。
結成20周年、イバラの道を歩いてきた孤高のロックバンド__という印象とは裏腹に、そのステージはとても初々しく、喜びに満ちあふれたモノだったので、
「やっぱりロックバンドってそのライヴを見てみないと、本当の事は判らないものなんだなあ」と改めて知りましたね。
吉村さんのヴォーカルの素直な表現力。
まるで小学生の男の子が一生懸命に歌っているようなその真っ直ぐな表現は、ワシの心に直接刺さりましたよ。
田渕ひさ子が加入した事は、ブッチャーズにとってとても良い事だったとワシは思います。
世間ではとやかく言われるようですが、ワシは田渕ひさ子の加入を「正解!」と断言します。
なんと言っても彼女の存在には華があります。
鋭く歪みながらも美しく響くその音。
時々牙をむくそのフレーズ。
真っ直ぐにこの音が、聴き手の心に届きますようにと願いを込めて演奏するその姿に、強く心を打たれます。
「ほぼ、菩薩!」と感じましたね。
こんな凄いギタリストが今の日本に居る。
それがどれだけ若い人たちの励みになる事か。
ウチの娘も強い印象を持って、感動しておりました。
「ブッチャーズを見せてやることが出来て良かった」と思いましたね。
翌朝、思わず寝坊しましたが(目覚ましが鳴ったことに気づかなかった)本当に良いステージでした。

と、言うわけで、今年のこの日記も終わり。
皆様、よいお年をお迎えください。
来年も素晴らしい音楽に、人々に出会えますよぉにぃ??(・∀・)ノ???○