山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ヌイグルミの洗い方

コオニタンの誕生日に買ってあげた「こりらっくま」のヌイグルミがいい加減、手垢で薄汚れてきた。
なんせ、毎日、「ワタシの妹のこりらっくまちゃんよ、よろしくね♪」とか言いながら、コオニタンが片手に抱いてウロウロしているし、夜、寝る時も一緒だもんなあ。汚れる筈だよ。
しかもこのこりらっくまのヌイグルミ、なんせ素材が「オフホワイトのベロア」なのだ。
そりゃあ汚れも目立ちますって。

「じゃあ、こりらっくまちゃんも一緒にお風呂に入るか?」と母(ワシ)は宣言して、洗濯用バケツにお湯をはり、コオニタンとお風呂に入る際にこりらっくまちゃんもバケツのお風呂に入れちゃう。
ワシらニンゲンが入る浴槽にも普段から重曹を入れているのだが、
「こりらっくまちゃんは綺麗になるために、重曹を濃くしようね」とコオニタンに了解をとり、バケツ8部目のお湯に対して重曹(ハーム&ハンマー印)に貼付の計量スプーンで一杯分の重曹を混ぜ込む。

「こりらっくまちゃん、お風呂ザブザブ?♪」と言いながらやさしく揉み洗いすると、コオニタンが喜ぶ事喜ぶ事(^^;
「いやーん、こりらっくまちゃん、気持ちよさそ?」とコオニタン、大騒ぎ。

見た目は「ウスラ汚れているかな?」程度の汚れだったが、いざ洗ってみれば、バケツの水がうっすら汚れるほどの汚れが落ちていた。
「まあ、8月からコッチ、一度も洗ってないからこんなものか」と見ていたのだが、なんで重曹で洗ったのか?というと、ココが大事↓なポイント。

「洗剤で洗うとすすぎが大変だから」なんですよ。

重曹で洗うと匂いや汚れが簡単に落ちるのがいいし、何と言っても、「すすぎが簡単」なのが一番の利点である。
なんせヌイグルミなんてその中身たるや、「水を吸ったら重さ数十倍」なシロモノなんだから、下手すると縫い目を傷めたり、ヌイグルミの表面の生地そのものを痛めかねない。

なので、「やさしい押し洗い2?3回ですすぎが完了する重曹」はヌイグルミ洗いに正にうってつけなんですよ。
しばらく、こりらっくまちゃんはバケツの縁に前脚を掛けて水切りをした後は、バスタオルでくるまれて軽く脱水機にかけられ(^^;、また新品同様の綺麗な毛並み(?)に戻って、フカフカに干されましたとさ。
めでたしめでたし。

余談=最近コオニタンは家庭内で「小憎(こにくら)っくま」と呼ばれてます。