山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

長女欠乏症猫欠乏症

「家に長女が居る」あぁその現実だけで、ワシはシアワセ?♪<安い幸せ
しかしソレは他の家族も全員同じ気持ちらしく、コオニタン、朝、起きるなり、
「家でお姉ちゃんの声が聞こえる…ってイイネエ」とシミジミ言うではないか。
「キミは詩人だなあ」
やはりなんとなく、家の中の空気が落ち着いている。
ダンナも夕べは、
「家庭って家族が全員揃ってこその家庭なんだねえ、一人欠けてもなんだか不自然な感じがするものなんだねえ」とシミジミ言ってた。
長女は我が家では大事な貴重品なのだ。
彼女がいるだけで家の中が華やぎ、イキイキと活気づいてくる。
まるで家の中に生花が飾ってあるみたいに、なんだか家の中が瑞々しくてイイカンジである。
で、その長女、本日は修学旅行の代休で丸一日お休みである。

なんせワシはこの二泊三日というもの、長女がいない生活が寂しくて仕方なく、「長女欠乏症」に罹っていた。
なので、本日は朝から張り切って、「さあ、まずはボイスの散歩に一緒に出かけて昼前からは映画に行って(レディースデイで千円均一)ランチでも食べて帰ってこようよ、さあさあさあ!セイセイセイ!!」(HG風に)と長女を誘うが、なんとも反応が鈍い(--;
どうやら物凄く疲れているらしい(まあ、移動距離も凄いし二泊三日間全力で騒いでいたんだからねえ)
仕方ないので「本日は休養日」とし、とりあえず朝から近くの山を一周し、修学旅行中の話しを色々聞きながらノンビリ散歩する。

「旅行中、猫が触れなくて猫欠乏症になっちゃったんじゃないの?」と聞くと、
「毎晩寝る前は『あぁ、猫触りたいなあ、抱っこしたいなあ』って猫の手触りや抱いた時の重さをまざまざと思い出しては、ものすごーく寂しかったよ」と長女、言う。

「そう言えば、ウチも長女欠乏症になっちゃって、コオニタンを一人で放し飼いにしておくと、しょっちゅう怒ってばかりで疲れたよ」と言うと、
「お姉ちゃんのアリガタサが判ったか!?」と長女言う。
本当だよ、普段の生活では親の分まで躾やら日常生活での指導を長女がコオニタンに向かって、毎日ビッシビシ仕込んでくれているので、ワシら両親は、
「まあまあそこまで厳しく躾なくても」とまるで「祖父母のような目」で見てられるのだ。
なんで、長女がいなくなると途端にワシらが一日中、コオニタンを叱ってないとイケナイので単純に疲れる(^^;
子育ては体力勝負だ。