山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

『ハリー・ポッターと秘密の部屋』

麗らかな天気。
ボイスと野山をうろつき廻る散歩。
新しい散歩コースを開拓。初めて入る山道をくねくねと登る。

すると、行った先に荒れ果ててた果樹園があった。
ノドが渇いていたので、日当たりの良い場所のミカンを一つちぎって食べてみる。
このあたり、時々、見捨てられたミカン園が山の中に残っている事があるのだが、そのひとつらしい。
他の木々に覆われて日当たりが悪くなっているが、ほったらかされたミカンの木にも、季節になれば数は少ないがちゃんとミカンが実る。
ちぎったミカンは新鮮で爽やかな味だった。

ミカンで喉を潤して更に登る。
山の上の方はちゃんと人の手が入ったミカン園があった。
途中の藪の中で柚子の古い木を見つけたので、お土産に一つちぎって帰る。
キンカンの木もあった。
見渡すと、入り江、海、岬、海と、海と陸地が交互に横縞模様に見えた。

家に戻るとダンナが「ハリポタを見に行こう」と言い出す。
前売り券も買ってあるので、いつ出かけても良いのだが、今日は福岡ドームで桑田某のコンサートがあるから、ドーム周辺に近づきたくないんだけどね。
「まあ、混み具合を見て決めるか」ととりあえず、家を出る。

ドーム周辺はまだ昼前だったせいか、ガラガラ。
駐車場にもすぐ停めることが出来て、映画の入場券も二時間後の上映分がとれた。
久しぶりの「家族で映画」なので、ウキウキと時間を潰して過ごす。

バドミントンのラケットが壊れていたので、トイザらスにて新しいのを購入。
ついでにクリスマス用のカードも買う。
しかし、実際のクリスマスプレゼント用にはめぼしいモノが見つからず、困ってしまう。
「お母さんサンタ」は例年、11月中には行動を開始して、子供達へのプレゼントをせっせと買い集めているモノなのだが。
今年は不景気のせいか?めぼしいモノが見つからずに、困っている。

さて、上映時間になると親子連れが押すな押すなの行列で、映画館は凄いことになっている(全席指定だが)
ハリー・ポッターと秘密の部屋』の上映前にある、『二つの塔』の予告編を実は(一番)楽しみにしていたのだ。

う?む、ピージャク!(ピーター・ジャクソン監督)のケレン味タップリ演出に酔う。
二つの塔』の予告編だけで感動して泣く。

で、『秘密の部屋』はどうだったか?っつーと、『賢者の石』よかダイブマシである。
しかし、クリス・コロンバス監督は詰めが甘いな(<大きなお世話)