山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

祭り二連発

冷たい雨。
ボイスの散歩に出たついでに、近所の重度身体障害者施設(陶芸を習いに行くところ)の文化祭の客の入りをチェック。
午前中なのでまだまだ客は少ないが、コレから増えそうなカンジ。
慌てて家に戻って、せちたろーに
「早く出かけないとお客さんがイッパイになりそうよー」と告げる。
せちたろーはこの文化祭で毎年行われる「金魚すくい」を楽しみにしている。

ここの金魚、ペットショップや、他の露天の金魚すくいで手に入るモノとはひと味違う。
メチャメチャ丈夫で長生き。
金魚の本場(九州限定)である、熊本は長洲産の金魚で(長洲の駅には巨大金魚のモニュメントもある)過酷な飼育状況でも長生き。病気知らずで健康この上なし!なのだ。

一番長生きの金魚で、6年ぐらい生きていた(ボイスが食べてご臨終)
今、金魚鉢にいる金魚ももう4年生きている。
50円で捕る金魚にしては文句無しの生存率。
で、せちたろーはウチの金魚を増やすべく、この日を楽しみにしていた。
クルマで現場に送り届けて、ワシと子鬼は買い物へ。
「頑張って金魚獲るねー!」とせちたろー、宣言。

小雨の降る中、子供達の新しい肌着を買って、せちたろーが急速にでかくなったので去年の服どれもが小さくなり、その補充。
シャツやらフード付きパーカーやら。散財。

行きがけに通ったときは農業祭をやっているJA周辺が渋滞を起こしていたが、帰り道に見たらもう落ち着いていたので、立ち寄ってみる。
長野農協のヒトが毎年来て、林檎の直売をヤルのだが、ソレを毎年楽しみしている。
スーパーで買う林檎と全然違う。生協の予約まとめ買い林檎と同じくらいに美味しい。
今年も試食してその美味しさに感激。
サン王林をまとめ買い。

巨大生ハムをカットして試食させている売り場で生ウィンナー購入。
牧場直送の牛肉、漁港直送のいりこ(コレがまたウマイ!)なんかも買う。
(今日は海が時化で漁船が出なかったので、鮮魚はなかった。残念)
オヤツにいもあんの饅頭、小さくて皮が薄い甘いミカンも買って帰る。
食料品でも大散財。
海の物アリ、山の物アリでここの農業祭は買い応え、食べ応えがある!

家に帰ったらせちたろーも帰宅。
「ぎゃはは、金魚何匹獲ったと思う!?15匹獲って来ちゃった!」と自慢するせちたろー。

夕方、『こわれゆく女』(ジーナ・ローランズピーター・フォーク主演・ジョン・カサヴェテス監督1974年)を観る。
名作。