山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

『プシーキャッツ』を観て泣く

朝、目が覚めると同時に激しい頭痛。
ガンガン痛くて、吐き気マデしてくる始末。
頭と目を冷やすが、全然良くならない。風邪か?風邪なのか!?

しかし、ダンナは忙しい。
ワシがボイスの散歩に行く。
モノスゴイ強風(南西の風=このあたりでは「ハヤ」と呼ばれる)で帽子もかぶれない。が、歩く!
山沿いの道を歩いていたら、強烈にタヌキ臭がする一角があった。イノシシではない。
タヌキの(糞の)匂いは犬に似ている(同じイヌ科だから?)
味噌汁クサイっていうか?なんか、日向の匂いと味噌汁の匂いとケモノ臭が混ざったような匂い。
コレがイノシシとなると、また更に強烈に臭くて、なんとも曰く言い難い臭さである。
(21世紀にココまでイノシシとタヌキの糞の匂いを熱く語れる女が居るであろうか?居るぞ、ワシだ!!)

家に帰って、夕べから炊いて置いた小豆に味を付ける。
なんか、ぜんざいが食べたくなって、昨日、小豆を買ってきていたのだ。
一緒に漬け物も作って置いた。
窯元で食べたモノを再現してみる。
コレがナカナカの出来。以下、その作り方。

白菜とショウガの漬け物=白菜(みじん切り)・ダイコン・人参(短冊切り)・キュウリ(小口切り)・ショウガ(千切り)を漬け物器に入れて塩、昆布と一緒に一晩押して漬けておくダケ。
ショウガの爽やかな風味と白菜のサッパリした食感が楽しめる。
ぜんざいの受けに最高。

このサイアクの体調の中、100円ビデオの最後の一本を鑑賞。
『プシーキャッツ』(レイチェル・リー・クック主演2001年)
世紀の名作『素晴らしき哉人生』を観て、ヘヴィな佳作『こわれゆく女』を観て、チョット疲れたら口直しにコレを観ようと、軽い気持ちで借りてきたビデオだったのに、アータッ!!
なんと、コレが大当たりっ!!
チャーリーズ・エンジェルズ』『チアーズ』『スパイキッズ』が好きな人には大お勧め!
青春の爽やかさと文明批評とお笑いと涙が詰まったクレバーな一品。
コレが日本未公開だなんてモッタイナイ!(悔涙)

夕方、せちたろーのスイミング。
いつも通っているスクールの暖房設備が壊れたので、姉妹校に出向いて下さいと電話があった。
コチラには初めて入館する。
ギャラリー室で様子を見ていたら、なんと子鬼を取り上げてくれた産婦人科医も我が子を参観中であった!
しかし、こんな場合、ナンと言って声を掛けたらいい?
(「その節はお世話になりました」??)