山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

今年初のツクシ

春だー!
朝は寒いけど、日が照ってくるとポカポカと暖かい。
セーターを脱ぎ捨ててシャツとフリースの上着で散歩に出かける。

「あ、そうそう」と思い出してビニール袋も折り畳んでポケットに入れる。
ボイスと山道を駆け下りて、南の斜面を目指す。

南の斜面はサスガに日当たりが良くて、目を凝らして見るとそこいらじゅうにツクシがびっしり生えていた!
「わはは、ヤッパリね!」と言いつつガシガシとる。
見ると、プロのヒト(食材集めの料理人や八百屋に売る人)や野歩きのヒトも、アチコチ斜面に貼り付いてツクシ取りの真っ最中。
ワシもボイスのリード片手にツクシ取りに参戦。

まだ小さいが、沢山生えているのであっと言う間に袋イッパイにツクシが採れた。
「夕飯の一品、コレで確保!」

ウチの庭にビワの木を植えてある(というか、生やしてあると言うか<タネを埋めて生えさせた木なので)が、このビワの若葉と一緒にツクシを天ぷらにして食べると美味しいのよ。
何本か根っこごと採れたツクシもあるので、家に帰って庭に植えてみる。
(来年、生えるといいなあ)

そのまま庭仕事に突入。
霜で枯れたハマギクの葉を取り除いたら、その下からビッシリと若葉が出始めていた。
「おぉ!素晴らしい」生命力に感動。
ビワの葉も冬の間に沢山落ちていたので、その枯れ葉をどけたら、下から沢山の若芽が頭を出していた。
秋の間にせっせと埋めてオイタ球根達である。
綺麗な浅い緑色が美しい。透き通った皮一枚の下にはもうちゃんと花のツボミを抱いている。
冬の間中、バラを着けてくれていたミニバラの枝を剪定して庭仕事は終わり。

せちたろーは相変わらず、家に帰って来るとガシガシと「指輪物語」を読み続けている。
「あぁ!映画が楽しみだー」と悶えながら(^^;

DVDの「ロードオブザリング」SEE版の隠し映像を見て、もうすぐ先行上映される次作「二つの塔」への期待を盛り上げたりする。
この隠し映像にはエント族も映っていて(原作ファンには、このエント族をどう映像化するのか?一番の心配であった<だって一歩間違えたら「にこぷん劇場」の樫の木ジイサンである)、ちょっと安心。
ホントに原作通りの映像化だったよ!

夜は夕方焼いたチョコチップケーキを食後のデザートに食べて、子供達もお父さんにチョコを渡す。
ダンナは某コメテ(男性)からチョコも頂いた(謎)
コレがかなり美味しいチョコで、感動。