山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

子鬼の最近の名言・ピエロが怖いせちたろー

・「あいうえお、あいうえお・・・・あいうえおの『あ』って・・・ナニ?ナンで、『あ』なの?『あ』はナニ?」
(すまん、母にも理由がワカラナイ)

・「お母さん大好き!(と、抱きつきながら)おかあさん、ドーして子鬼チャンはお母さんの可愛い赤ちゃんなの?何で、お母さんがお母さん?」
(ソレも、その理由は母にもワカラナイ。キミは多分、ボイちゃんが背中に乗せてウチに連れて来たのだが)

ボキャブラリーが少ないワリには結構哲学的なことに悩んでいるらしい。
彼女には世の中は「ワンダーな事」で満ちあふれているのだろう。
そこで、自分なりに考えて、「何故自分が自分であるのか?」と言うことに思いが至ったらしい。
でも、母はこの問いに答えられない。
何で、キミがキミでワシがワシなんだろうな。不思議だなあ。
子鬼の中でようやく、「自分対他者」という図式が出来上がったらしい。「自分と母親が同じニンゲンではナイ」と気が付いて、そこに何とも言えない不思議さを感じているらしい。
しかし、改めて子鬼自身の口から聞かされると、ホントに何とも言えない不思議さが沁みてくる。
「なんで、母と子は別人なんだろうなあ。昔は『身ひとつ』だったのにさあ。考えも生き方も別で、全然別の人生を歩むんだ。とりあえず、子鬼よ、キミもシアワセになってね」という感慨を持つ。

カラオケの新しい店を開拓しようと初めての店へ入ってみるが、曲数が少なくてガックリ。
しかし、クヤチイので唄う。
山本リンダで受ける。うーん、レパートリー増えた。
やはり、点数が出ないとつまんないね、カラオケって(ダンナの機嫌が悪くなるが)

買い物にダイエ●に寄ると、マックの店頭ベンチに等身大「怒鳴る度マクドナルド人形」が座っていた。
実はせちたろーは「大のピエロ嫌い」

二歳過ぎの時にワシと一緒に映画「IT」(スティーブン・キング原作)を観て以来、「ピエロが怖い病」になってしまったのだ。
以前住んでいたマンションの近くに、店内をバンドが練り歩き、ピエロがマジックを見せてくれるレストランがあったが、他の子供たちはひゃーひゃー大喜びでピエロに遊んで貰っていたのに、せちたろーはピエロを観た途端に顔色が悪くなり、目も合わせなかったモノだ。
で、本日の「怒鳴る度マクドナルド人形」を見た途端、せちたろー、固まる。
目も合わせずに足早に過ぎ去ろうとする。
「ピエロ怖い病」未だ、治癒せず!