山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ボイス、「愛情遮断の刑」に処される

本日、とても「あんぬい(アンニュイ)」な、ワシ。
詳しい事情は書きたいが、書くと「泣き言」になりそうなので、心して「事実だけ」書く。

朝、ダンナが相当「ウツ」入りながらワシに言った。
「夕べボイスに噛まれた」
ワシ思わず、我が耳を疑う。

ダンナの話によると、そのいきさつは・・・
そもそも、新聞配達の担当者が新しい人に代わり、この人が我が家のポストの存在に気が付かず(ボイスが届かない玄関前にポストはある)夜中(明け方の4時過ぎ)、中庭にずかずか入って来たという事件が発端らしい。
その時、ボイちゃん、さすがに夜中、見ず知らずの初対面の男が侵入してきたので激しく吠えた。
丁度、ダンナは徹夜の仕事中だったので、事務所から出てきてその騒ぎを押さえた事があった。

で、その配達員、放っておけば、その内にボイちゃんも馴れて吠えなくなるのに、ボイスに吠えられるのがよほどイヤだったのか、毎晩、ビニール袋に魚に切り身を入れて、新聞をポストに入れる際、ボイスにビニール入り魚を投げてよこし、ボイスの気を逸らす作戦に出た。
そして今朝方、ダンナが徹夜でプラモの作業中、その事実に気が付き、新聞配達員とボイスを取り押さえた。

ボイスに「そんなもん、勝手に食ったらイカンだろう!」と袋を取り上げようとしたら、ボイスがダンナの手をくわえた(歯は立てなかったが)
しかし、ダンナはそのボイスの態度に「むっ」として、「素直によこせ!」とボイスに蹴りを入れたのだ。
すると、ボイスがダンナのパジャマの裾に歯を引っかけて「ワザと破いた」らしい。
どちらとも「噛みはしなかった」が、ご主人に対する反抗に他ならないので、「散歩&食事抜きの刑」に処された。

翌朝から、家族全員、ボイス無視。完全、無視。
目線も合わせない。
今、現在、「愛情の遮断の刑」に処されている所。
しかし、ボイスを愛さない&無視して生活するというのがナカナカに辛い。
せちたろーも半ベソ。ワシも半ベソ。
でも、コレはルールなので、致し方ない。

次の問題は「ナニをキッカケにボイスに許しを出すか?」である。
出来れば、ダンナ本人がボイスを仰向けにこかして、押さえ込み、完全に優位の姿勢(マウント)を取ることだが・・・
(ダンナ、やってくれるだろうか?)

悲しんでいたら、せちたろーが電ボの物まねをしながら唄ってくれる。
少し、元気が出た。
ありがとう、キミはイイ子だ。