山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

結婚記念日でした

そもそもワシは少し前までセルフネグレクトっぽくなってて。

家も庭も荒れ放題、ワシも「いつ刺されて殺されてもいいや むしろ望むところだ」くらいに毎日思ってて、「あーもうこのまま交通事故にでも遭って入院していたい」的に無頼に生きている時代がありました。

 

それがなんでかっつーと、夫のことが嫌いすぎてイヤ過ぎて我慢ならなくて、なのに離婚もしてくれない(オットも別にワシが好きで離婚したくないわけじゃなくて単に嫌がらせとして離婚に応じないだけ)し、もうこのままどっか行っちゃおうそれがだめなら消えてしまおうとか思いつめてた頃がありまして。

しかし、当時は子育ても全然終わってなかったし、色々歯を食いしばって我慢して今があるわけです。

「子どものためなら死んでもいいけど、自分の哀れさ故に死ぬのはバカバカしい」と思い直しまして。

今があるわけです。子どもたちは無事に自立して生きててワシは今、幸せであります。

 

オットのことは「親切な近所のおじさん」位に思っていると我慢できることを悟りました(基本的な解決にはなってないけどコレで凌ぐことにしてる)

なので今は「夫婦」って感じの関係ではないですね。

まあ言うならば、「同居してて我慢ができる範囲の同居人」くらいの感じです。

(時々我慢できなくなるけど 本気で出奔したくなるときもあるけど)

 

夫のことは、別に好きでもないし積極的に嫌いでもない。基本、あまり関心がないんですよ。

「とりあえず親切にしておくか」(ワシは基本的に人に親切にする女)くらいの立ち位置です。

多分今、オットが突然死してもワシは泣かないでしょうね。

それはワシの母が亡くなった時にワシは全然悲しくなくて、「これで自分を抑圧し、ひどいめにあわせて苦しめてきた人が消えた」という安堵の気持ちが大きかったのと似てると思います。

(とか言うとオットが「そんなにお母さんが死んで嬉しかったの!?」と半笑いで嬉しそうに聞いてくるので腹が立つ たとえその通りでも)

母との関係がすごく悪かったせいか、基本的にワシは人間を信用してない部分がありまして。

心底冷血なところがあるんですよ。

 

そんな冷血な女でも家族を持てる。

そんな事を思い知る40回目の結婚記念日でした。

※イヤ、もちろん、オットが怪我したり病気になったりしたら心配はしますけどね。

 

※※ワシらは結婚前から同棲してたわけですから。

一緒にいるのはなんだかんだで44年間くらいなんですよ。「恩讐の彼方に」な境地であります。

 

最近買った観葉植物の写真でもあげておきます↓

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ホムセンで百円の謎の植物↑(名札がついてなかった)

百均で買ったサボテン群↓

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